クローゼットが棚のないタイプだった場合、使い勝手の悪さに困ることも少なくないでしょう。
「棚がないから、床部分にアイテムを直置きしている」
「下から荷物を積み上げているので、見栄えも悪いし取り出しにくい…」
「棚を安く設置したいけど、DIYはちょっと苦手」
そんな声もよくお聞きします。
しかし、棚のないクローゼットもアイデア次第では、
非常に便利で機能的な収納空間に生まれ変わるのです!
一体どんな方法で?と思ったあなたに、
今回は荷物が多くても上手に収納・整理する実践的な方法をお伝えします。
目次
クローゼットに棚がない時①壁面を活用!
まず第一に提案したいのが、壁面の活用です!
うまく使うことで、限られたスペースでも効率的に物を収納できます。
クローゼット内の壁に沿わせて高さを出して収納すれば、
部屋全体の「見栄え」「使い勝手」とも格段に向上するはずです。
以下では具体的な壁面収納の方法と、商品の選び方についてお伝えしていきます。
壁面収納の5つのアイデア!
壁面を活用した収納のアイデアは様々です。
中でも代表的な5つの方法を紹介します。
【1】壁面に棚を設置
定番の方法です。本やCD、小物などを置くのに適しています。
【2】吊り下げ式の収納
壁に吊り下げて物を収納すれば、床上のスペースを有効活用できます。
【3】ハンガーラックを壁面に取り付け
衣類の収納スペースを拡張しましょう。
【4】壁面にマグネットシートを設置
磁石で小物をくっつけて収納する方法で穴あけ等も必要ありません。
ちなみにクローゼット以外にも、この「壁面収納」は応用できます。
キッチンなら木製の長いバーを壁面に取り付け、それにフックを吊るして調理器具を収納すると、見た目にもおしゃれで機能的です。
壁面収納のアイデアは無限大!
あなたのニーズに合わせてカスタマイズしてみましょう。
壁面収納の商品を選ぶポイント
次に、壁面収納の商品を選ぶ際
確認するポイントを見ていきましょう。
【1】耐荷重
まず第一にチェックしたいポイントです。
耐荷重とは、その商品に安全に物を載せることのできる重さ。
載せる荷物の重さが耐荷重を超えてしまうと商品が壊れたり、壁にダメージを与えたりする恐れがあります。
壁面に取り付ける商品は、必ず「耐荷重」を確認してから購入しましょう。
【2】デザイン
クローゼットを開けた時、全体の雰囲気を大きく左右する壁面収納。
お部屋のコンセプトとマッチしているか確認しましょう。
【3】商品のサイズ
収納するものの大きさや量と、設置スペースの大きさを考えて選ぶ必要があります。
【4】材質
木製のものは温かみがありますが、時間が経つと色褪せることがあります。
こうした4つのポイントを意識しながら、
自分のライフスタイルや好みに合う壁面収納の商品を選んでいきましょう。
クローゼットに棚がない時②天井から吊るす収納を
部屋の床に散乱しているアイテムを片付け、
まとめてしまうための効果的な術として「吊るす収納」があります。
床面積を増やせると同時に、頻繁に使わないものは上部に収納できます。
また、目の高さで物を探せるのもポイント。
目的のアイテムをすぐに見つけることができ、時間の節約にもなるでしょう。
さまざまなアイテムを活用した吊るす収納
実は吊るす収納がよく使われる代表的な場所が「キッチン周り」です。
鍋やフライパンなどは、壁面に吊るすことで取り出しやすくなります。
そしてこの方法は衣類の収納にも応用可能です。
シーズンオフの服や滅多に着ない服は、クローゼットの上部に吊るすことでスペースを有効に使用できます。
吊るし収納×スチールラックならもっと広がる可能性
クローゼットの中にスチールラックを置いて、フックを吊り下げるという方法も!
壁にフックを取り付けるよりも楽に、ベルトやバッグ、帽子などの細かいものを吊り下げることが可能です。
さらに、スチールラックなら棚板も自在に増やせます。
ボックスを併用したり、ワイヤー状ではなく天板タイプの棚板を追加したりとカスタマイズ性に優れているのもポイントです。
小分けにしたい肌着類や小物類も収納しやすくなります。
スチールラックの国内シェアNo.1を誇る、ルミナスのスチールラックは特にパーツが豊富!
フックやボックスなど、自分好みに追加してみましょう。
クローゼットに棚がない時③引き出しやボックスで小物整理
日々の生活の中で意外と収納に困るのが「小物類」
ポーチやケースなどにしまうと、どこにしまったの場所が分からなってしまうことも。
そのような問題を解決するために有効なのが、引き出しやボックスの活用術です。
同じカテゴリーで分けて収納すれば紛失も防止。
家の中がスッキリと整理され、その分自由に使える空間も広がります。
スッキリ収納のための引き出し・ボックス選び
引き出しやボックスの選び方一つで、収納空間の使いやすさは大きく変わります。
また、整理整頓の手間もグッと減ります。続いて引き出しやボックスの選び方を見ていきましょう。
【ポイント】
①入れるものの「大きさと形状」によってサイズを選ぶ
②入れるものの使用頻度ごとに収納できるよう、大小サイズの入れ物を用意する
⇒不要不急の物は大きめのボックスに、頻繁に使用する小物は小さい引き出しに入れると使い勝手がよくなります。
③素材感やカラーが室内と調和するものを選ぶ
引き出しやボックスの上手な活用術
引き出しやボックスを手に入れたら、効率的な収納方法を見ていきましょう。
①同じ種類の小物は一つの引き出しにまとめてしまう
どこに何があるかわかり、取り出す際もスムーズになります。
②ボックスの中も細かく分ける
小さい引き出しやケースをボックスの中に入れれば、細かいものも見逃すことなく収納できます。
③ラベリングする
特に複数のボックスや引き出しを使う場合には、何がどこにあるのか一目でわかるようにすることで、時間の節約にもつながります。
以上、引き出し・ボックスの選び方と使い方をご紹介しました。
出し入れがスムーズで見た目にも整った収納は、生活をより豊かで快適なものにしてくれるはずです。
クローゼットに棚がなくてももっと収納を上手にするコツ
部屋がいくつもあるお家なら、一部屋を収納のために使ってしまうこともあるかもしれません。
でも、ワンルームで一つのクローゼットしか収納がないような場合もありますよね。
そうした限られた空間では、より収納の工夫が求められます。
収納が不足している場合は、次のよう過程で問題を解決しましょう◎
①部屋のレイアウトをまずは見直す
ベッドやテーブルの位置など、家具の配置を工夫するだけで収納スペースが増える可能性があります。
②クローゼットの中を整理する
衣類は季節ごとに仕分け、立てたり畳んだりと収納方法を見直してみるのも有効です。
③持ち物の量を見直す
ミニマリストの考え方を取り入れて、本当に必要な物だけを持つというライフスタイルも参考になります。
これらの収納アイデアは、あくまで一例。
あなたの生活スタイルに合わせて、工夫を凝らすことが大切です。
まとめ:棚がないクローゼットでもアイデア次第ですっきり収納
いかがでしたか?
棚がないクローゼットは、一見すると収納に困りますよね。
しかし「棚がない」=「自由な空間がある」ともいえます。
市販のDIY用品を使って、自分のニーズに合った棚を作るのもおすすめです!
なかでもスチールラックは、工具などもいらず簡単にDIYや組み立てができます。
棚板を設置する位置を自由に調整できるので、服のサイズや数に応じた収納も可能です。
フックにスカーフやベルトをかけておけば取り出しやすいだけでなく、探す手間も少なくなります。
そのほか収納ボックスを床面に置いて、衣類や小物をカテゴリ別に収納するのも手軽な方法。
掛け布団やマットレスを収納するために、壁に大きなフックを設置するのも良いでしょう。
棚がないからこそ、新たなアイデアが生まれるチャンス!
楽しみながら、是非あなただけのクローゼット収納を見つけてくださいね◎