掃除道具の収納アイデアを収納アドバイザーが伝授!スッキリ片付けるコツをご紹介!

沢山の掃除用具

掃除道具があふれがちな家でも、プロのアイデアを取り入れた収納術で、毎日のお掃除を快適に!
「取り出しやすく、わかりやすい」をモットーに、スッキリした空間を実現する収納のコツを整理収納アドバイザーがご紹介します。

収納BOXの使い方から、場所別アイデア、DIYを活かした工夫まで、あなたの掃除ライフを格段に上げる秘訣をまとめました。

スッキリ収納のポイントは 『取り出しやすく、わかりやすい』

掃除道具をスッキリと収納するためには、ポイントは『取り出しやすく、わかりやすい』ことです。
日常的に使用する掃除道具は、利用しやすい位置に収納することが大切です。

たとえば、フロアワイパーやほうきは、すぐに手に取れる場所に立てかけることが効果的です。
また、掃除用の小物は、目につきやすい透明な箱などに入れることで、どこに何があるのかを一目で確認できるようにすると良いでしょう。

このようにして、「取り出しやすさ」と「わかりやすさ」を高めることが、スピーディーな掃除へとつながります。

収納BOXの活用

収納BOXは、掃除道具を整理整頓するために非常に有効なツールです。

例えば、クローゼットや棚の中に置かれたBOXには、小さなブラシやスポンジなどの掃除小物を分類して入れることで、必要なときにすぐに取り出せるようになります。
また、見た目も統一感が出て、見た目の美しさも保てます。

さらに、収納BOXにはラベリングを施すことで、中身が何であるかを瞬時に理解することができるようになり、探し物に費やす時間を削減できます。
掃除道具だけでなく、その他の日用品も同様に収納BOXを使ってスッキリと収めることで家全体の整頓に繋がります。

浮かせる収納で衛生的

掃除道具の中には、湿気が原因で雑菌が繁殖しやすいものもあります。
そのため、浮かせる収納を取り入れることで、衛生的に保つことができるのです。

例えばバスブラシやトイレブラシなどは、床から浮かせて収納することで空気の流通を促し、乾燥を早め雑菌の繁殖を防ぎます。
また、ワイプや雑巾も吊るしておくことで同様の効果が期待できます。

このように、掃除道具を浮かせて収納することは、衛生面でのメリットはもちろんのこと、スペースの有効活用にも繋がり、スッキリとした生活空間をつくることに貢献します。

吊り下げられた掃除道具

ストック品の収納はコレで決まり!

掃除道具だけではなく、洗剤や予備のスポンジ、ゴミ袋といった掃除ストック品の収納も重要です。

ストック品は使い切り間際のものと新しいものを分けておくことで、無駄な買い足しを防ぐことができます。
収納スペースに余裕がある場合は、ストック品専用の棚や引き出しを設けるのも良いでしょう。

定期的にインベントリチェックを行いながら、必要なアイテムが手に入るように整理することがポイントです。
こうした工夫をすることで、掃除の際にストック切れで困るという状況を防ぎ、家事効率も上げることができます。

場所別の掃除グッズ収納方法

お家の中で使う掃除グッズの収納方法は、その場所ごとに考える必要があります。
例えばキッチンなら、料理中にさっと取り出せる場所に置くのが効率的だったり、リビングではゲストがたくさん来る場合にもすぐに清潔な状態にできるよう工夫することが大切です。

ここからは、場所ごとの掃除グッズを使いやすく、目にも美しく収納するコツを紹介していきます。
さまざまな場所で挙げられた収納アイデアを活用し、毎日の清掃が少しでも楽になるようにしていきましょう。

キッチン編

キッチンは、油や水を使うため頻繁に掃除をする場所です。
そのため、掃除グッズは使いやすい場所に設置することが必要です。スポンジや布巾は流しの下のキャビネットに収納すると取り出しやすく、またスプレーボトルや洗剤は、吊り戸棚や調味料と一緒に並べることで見た目も整います。

ただし、子供が手に取りやすい位置には置かないように注意しましょう。

また、頻繁に交換する必要があるスポンジなどは、ストックしておくスペースも確保しておくと便利です。
キッチンでは、料理中でも手軽に掃除が出来るよう、使い勝手と衛生面を考慮した収納がポイントになります。

シンク下の掃除収納

お風呂編

お風呂場の掃除グッズは、湿気に注意しながら収納することが不可欠です。

例えば掃除ブラシやバスクリーナーは、浴室の見えない部分や壁面にフックを取り付けて吊るしておくと空間を取らずに収納できますし、浴槽を出たところにフックを設置し、そこにバスマットをかけておけば乾燥にも役立ちます。
使用後にはしっかりと乾燥させることがカビ防止につながるので、風通しの良い場所選びも大切です。

また、クリーナーやシャンプーのストックは、お風呂用の収納BOXに入れて浴室の棚に収めると、必要な時にサッと取り出せて便利です。

吊るされた掃除用具

トイレ・洗面所編

トイレや洗面所は狭いスペースが多く、工夫して掃除グッズを収納する必要があります。
トイレブラシはトイレットペーパーホルダーの隣に設置するスタンドがあると使い勝手が良いですし、洗剤や消臭剤はトイレタンクの上など、手の届く範囲に配置するのがポイント。

洗面台は、ドアの内側にフックや小物類を収納するためのポケットを付け、クリーナーやスポンジ、歯磨き粉の予備などを中に入れておくとスペースを有効に使えます。
また、掃除用品だけでなく毎日使うタオルなどもこまめに交換しやすい場所に置いておくことで、清潔な洗面所を維持することができます。

吊り下げ棚の収納

リビング編

リビングルームの掃除グッズを収納するには、収納ボックスや引き出し付きのテーブルを活用しましょう。
掃除機やモップなど大型のアイテムは、折りたたみ式のラックやクローゼットに収納し、見た目をスッキリさせます。

また掃除用品は日常的に使うものを手の届く場所に配置し、使い勝手を重視しましょう。

DIYで叶える収納アイデア

掃除道具をスマートに収納することは日々のお掃除をスムーズにする秘訣の一つです。
特にDIYを利用すれば、既製品にはないオリジナルの収納スペースを作ることができ、限られた空間を最大限活用することができます。

自分で作ることで、収納アイテムに愛着も湧き、お掃除のモチベーションアップにもつながるでしょう。

ここでは、手作り感溢れる収納アイデアをご紹介していきますので、ぜひお試しください。

デッドスペースを有効活用

家の中には使われていないデッドスペースが意外とあります。
たとえば、洗濯機と壁の間、冷蔵庫の横、また玄関や廊下の隅などです。

これらのスペースをDIYで収納場所に変えることで、掃除道具をスマートに片付けることができるのです。

また洗濯機の隙間にはスリムな収納ラックを自作して、ほうきやモップなどの長い掃除道具を立てかけることができます。
壁に取り付けたフックには、バケツやちりとりを引っかけておくことも可能です。

デッドスペースを見つけたら、そこを活用するためのアイデアをぜひ考えてみてください。

トイレの吊り下げ収納

壁面ラックで見せる収納

壁面を利用した収納は、空間を有効活用しながら、アイテムを見せることでインテリアとしても楽しむことができます。
DIYで壁面ラックを作ることによって、掃除道具を一カ所にまとめて収納することが可能になります。

例えば、木材を使ってシンプルなラックを自作し、そこにほうきやモップを吊るしておくことで、取り出しやすくデザイン性も高い収納が実現します。

また、小さなバスケットやボックスを壁に取り付ければ、洗剤や小物類もスッキリとまとめることができるでしょう。
壁面を彩るような見せる収納をDIYで実現してみてはいかがでしょうか。

ワゴンの使用でラクラク移動

掃除道具を収納する際、移動がラクなものが特に便利です。
移動式のワゴンは幅広い場所での使用に適しており、掃除をする部屋に合わせて持ち運びができるので、掃除効率がぐんと上がります。

DIYでワゴンを作る場合、キャスター付きの足を取り付けることで、お好みの収納ボックスや棚を移動式にすることが可能です
たくさんの掃除道具や洗剤をまとめておけるため、必要なときにすぐに取り出せて大変便利です。

自分の使い勝手に合わせてカスタマイズしたワゴンを作って、掃除のストレスを軽減していきましょう。

 

おわりに

いかがでしたか?
今回は、整理収納アドバイザーが掃除道具の収納アイデアとスッキリ片付けるコツをご紹介しました。
収納のポイントは、取り出しやすさとわかりやすさ。収納ボックスや浮かせる収納を活用し、効率的な整理を心がけましょう。

また、キッチンやお風呂、トイレ・洗面所、リビングごとに最適な収納方法を提案しました。
自分らしい収納空間を手作りして、快適な生活を実現しましょう。

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