押入れやクローゼットが閉まらなくなっていたり、タンスの扉が少し浮いてしまったり…。
引出しの中もパンパンで、「もう入らない…!」と感じている方も多いのではないでしょうか?
お気に入りの服が多かったり、好きなものをを集めている方ほど、なかなか手放せず収納場所に困ってしまいますよね。
気付けば物が溢れて、部屋が狭く感じたり、ごちゃついて見えたりすることも。
そこで今回は、物が多いお部屋をスッキリ整える3つのステップをご紹介します。
整理収納アドバイザーの資格を持つ収納のプロが解説しますので、これを読めばどんなに物が多い部屋でもみるみるきれいに片付きます!
- ・物が多い部屋をスッキリ片づける3step
- ・整理収納アドバイザーが教える”綺麗に見せる”収納のコツ
- ・おしゃれに見せる収納アイデアとおすすめラック紹介
ぜひ最後まで読んで、収納の参考にしてくださいね。
目次
大量の物を収納する前に!基本のポイント4つ
お部屋に物がたくさんあって、「どこから片付ければいいんだろう…」と感じることはありませんか?
ここでは、たくさんの物を上手に収納するための基本のポイントをご紹介します。難しく考えずに、できることから少しずつ試してみましょう♪
ある程度の断捨離は必要
あふれるものを全て収納しようとする前に、まずは少しだけ“断捨離”を意識してみるのもおすすめです。
「どれも必要」「どれも捨てたくない」と感じる方も多いと思いますが、本当に今も必要なものばかりなのか、一度ゆっくり見直してみるのも良いかもしれません。
もちろん、家族などから見たら不要に思えても、自分にとって大切なものや思い出のあるものは、無理に手放す必要はありません。
ただ、「いつか使うかも」としまい込んだものの中には、気付けば長い間使っていないものもありますよね。
そういった今の暮らしに合わなくなったものは、思い切って整理してみると収納スペースも気持ちもすっきり軽くなります。
隙間と高さを活用する
お住まいのスペースにはどうしても限りがあるので、どんなに欲しいものがあってもむやみに増やすことはできませんよね。
そんな限られた空間を上手に使うには、お部屋の”隙間”や”高さ”を活かす収納がおすすめです。
壁のすき間や家具の上など、ちょっとした空間を見直してみるだけでも新しい収納スペースが生れることがあります。
そのための工夫として、隙間収納ラックや高さを活かせるラックを取り入れてみましょう。
こちらのルミナスフィール キッチンワゴンは、幅19.5cm×奥行59.5cmとコンパクトサイズで、20cm程度の隙間に納められます。一方で、高さは155cmあり、6段の棚に収納ができるので、たっぷりと収納できます。
狭い部屋でも収納力を上げる
スペースが限られたお部屋では、“縦・裏・下”の3方向を意識するのがコツです。
- ・高さを活かした突っ張りラック(壁面ラック)収納
- ・デッドスペースを活かした扉裏フック収納
- ・BOXなどを使ったベッド下収納
このような収納方法を活用することで、無理なく片付きシンプルで効率的に収納することができます◎
こちらのルミナスラテ壁面ラックは、見た目がおしゃれなことはもちろん、ホワイト×ベージュのカラー配色なのでお部屋に馴染みやすく圧迫感なく収納が可能です♪
収納用品の大量購入と先買いはNG
物があふれていて整理しようと思ったとき、「収納用品があればきれいに片付くかも」と感じる方も多いですよね。
けれど、そう思ってたくさんの収納グッズを一気に買ってしまうと、うまく使いこなせないこともあります。
まずは、今お家にある“収納したいもの”の種類やサイズ、量を見直してみましょう◎
そして、「どれを・どこに・どんな風にしまうか」を考えてから、本当に必要な分だけ収納用品を揃えるのがおすすめです。
収納グッズを先に大量購入してしまうと、うまく使えず置き場所に困ることもあるのでまずは必要最小限から試してみるのがポイントです。
【大量収納:step1】見せる収納・すぐ取り出せる収納・しまう収納に分類する
たくさんの物を上手に収納するための準備ができたら、次は実際にお部屋をスッキリ見せる3stepを試してみましょう。
まずstep1では、手持ちのものを「見せる収納」「すぐ取り出せる収納」「しまう収納」の3つに分けて考えてみます。
このあと、それぞれの収納スタイルに合わせた整理整頓のコツを詳しくご紹介していきます♪
「見せる収納」は飾っておきたいもの
まず「見せる収納」とは飾っておきたいものです。
リビングなどに飾ってお客様に見せたいものをはじめ、自分の部屋に飾って安らぎを得たり、気分を上げられたりするものなどが該当します。
具体的には、さまざまなジャンルのコレクション品や推しのグッズ、オブジェなどの置物やぬいぐるみ、人形などが挙げられます。
見せる収納は1つひとつを綺麗に見えるようにディスプレイすることが前提のため、場所を取ります。
そのため、見せる収納は必要最低限に抑えるのがポイントです。
「すぐに取り出せる収納」は使用頻度の高いもの
「すぐに取り出せる収納」は使用頻度の高いものです。
毎日交換するタオル、よく使う文具や本、アクセサリー、メイク道具やお掃除グッズなどが挙げられます。
ご家庭によって使用頻度が高いアイテムは違うと思いますが、使用頻度の高いものはすぐに取り出せる場所や位置、取り出しやすい収納用品を使うようにします。
「しまう収納」は使用頻度の低いもの
「しまう収納」は使用頻度の低いものです。
春物、夏物、秋冬物などの季節物や、必要はあるけれど頻繁に使うことはないものです。
【大量収納:step2】収納物をしまう「場所」を決める
step2として「見せる収納」「すぐに取り出せる収納」「しまう収納」それぞれのしまう場所を決めましょう。
収納物の目的や使用頻度に合わせて、しまう場所を決めていきます。
「見せる収納」は目線の高さに
「見せる収納」は他人に見てもらったり、自分が見て心が癒されたりするようなものです。
そのため、目線の高さにするのがおすすめです。
部屋のレイアウトなどにもよりますが、立った状態で見やすくするか、ソファなどに座った際に見えやすい位置にするかで変わります。
立った目線または座ったときの見やすい目線の高さに、並べるようにしましょう。
「すぐに取り出せる収納」は手の届く範囲に
「すぐに取り出せる収納」は手の届く範囲にしまうのがベストです。
たとえば、文具なら、よく使う場所の机の引き出しや、机の上の収納ケースなどに入れます。
キッチンで頻繁に使うラップやホイルはキッチンラックなどの上、フェイスタオルは洗面所の収納など、すぐに取り出せる位置にしまいましょう。
「しまう収納」は押入れ・クローゼット・高いor低い場所などに
「しまう収納」は押入れ・クローゼットなど奥行のある場所や、手が簡単には届きにくい高い場所、またはしゃがんだり潜って取り出したりするような低い場所など、少し手間がかかる場所を活用しましょう。
なお、押入れに何でも良いからと突っ込んでいると、どこに何があるかわからなくなります。
頻繁には使用しなくても、いざ使いたいときにどこにあるのかわからなくなるので、押入れもラックなどで空間を有効活用するのがおすすめです。
押入れの下段には、キャスター付きタイプを選ぶと出し入れがスムーズになり便利です。
当店では、高さが低い3段タイプのラックもたくさん取り揃えております。
なかでもこちらのルミナスレギュラーは、総耐荷重500kgとかなり丈夫な作りなので安心して収納することができます。
押入れの上段なら、キャスターを取り外して設置することもできます。クローゼットの収納は以下の記事を参考にしてみてください。
【大量収納:step3】しまう場所に適した方法で収納する
step3として、しまう場所に適した方法で収納するアイデアをご紹介します。
せっかくしまう場所が決まっても、収納の方法によっては見えにくくなる、取り出しにくくなってしまうおそれがあるので注意しましょう。
物が多くても綺麗に見せる収納のコツ3選
すっきりとした部屋作りの鍵は、「統一感・バランス・高さ」。
この3つを押さえるだけで、物が多くても洗練された印象に変わります。
①色を統一してスッキリ見せる
家具や収納用品の色を“白やベージュなど淡いトーン”で揃えると、視覚的にまとまりが生れます。
ナチュラルカラーでまとめるだけで、お部屋全体に抜け感が出ます。
たとえばこのようなホワイト×ウッド(ベージュ)基調のラックに、ウッド系のボックスを組み合わせると空間に統一感と温かみが生れます。
②見せる収納と隠す収納をバランスよく使う
お気に入りの物は、オープンラックに飾りながら収納、見せたくない物は収納BOXへ。
「飾る」と「隠す」を上手に使い分けると、見た目も導線も整った快適な空間になります。
③高さと抜け感を意識する
前の章でご紹介した突っ張りラックや、壁面ラックを使って”縦のライン”を意識。目線が上に抜けることで、圧迫感のない軽やかな空間が完成します。
「見せる収納」➡あまり詰めて陳列し過ぎない
「見せる収納」はきれいにディスプレイすることがポイントです。
ついお気に入りをたくさん並べたくなりますが、ぎゅうぎゅうに詰めすぎるとせっかくのコレクションが埋もれてしまうことも。
飾るときは、ひとつひとつが映える余白を意識してみましょう。
お気に入りのアイテムがゆったり並ぶだけで、空間にも心にも余裕が生れます。
「直ぐに取り出せる収納」➡取り出しやすさを重視
「直ぐに取り出せる収納」は、取り出しやすさを重視しましょう。
あまり隙間なく詰め込んで収納してしまうと、取り出す際に収納物が散らかってしまうので、詰め込み過ぎないのがポイントです。
蓋がない収納ボックスなどを活用すると、取り出しやすくなります。
折りたたみバスケットは、スチールラックなどの上に並べて整理整頓できます。
また、ハンドルが付いているので持ち運びがしやすいのも魅力です。
「しまう収納」➡とにかく隙間のないように
「しまう収納」は、とにかく隙間のないようにピッチリと収納しましょう。
隙間を作らないことで、あふれているものも必要最小限のスペースを活用して納められます。
収納ボックスなどを使用して、密度の高い収納を目指しましょう。
頑丈収納ボックストランクカーゴLは、さまざまな収納スタイルができるのが魅力です。
スチールラックの上に並べて、収納したいアイテムを整理整頓できるのはもちろん、押入れの下段や上段に入れたり、クローゼットの下の空きスペースなどに入れたりも可能です。
押入れもクローゼットも満杯、収納家具もこれ以上置けないといった場合には、床に収納ボックスを置く方法もあります。
床に物があふれているより、スタイリッシュな収納ボックスが並んでいたほうがお部屋も綺麗に見えます。
シーン別おすすめ収納アイテム
お部屋のタイプや使う場所によって、ぴったりの収納アイテムはさまざま。
ここでは、リビング・クローゼット・押入れなどシーン別におすすめの収納をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね◎
| シーン | 商品画像 | 商品名 | 特徴 |
| リビング | ![]() |
メタルウッドラック フリーラック 幅120 5段 | おしゃれなウッドタイプのラックで、お気に入りの物を”見せる収納”で。 |
| クローゼット | ![]() |
メタルルミナス[19mm] 幅50 3段 | クローゼットの中に収納するのにぴったりのサイズ感。 |
| 押入れ | ![]() |
ルミナスレギュラー 幅90 3段 総耐荷重500kg | 頑丈な作りなので、アルバムや布団など安心して収納が可能。 |
| 省スペース | ![]() |
ルミナスラテ 壁面ラック 幅85 高さ~280まで | 高さを活かした省スペース向きの壁面ラック。見た目も可愛くて、置くだけでおしゃれな空間に。 |
まとめ
いかがでしたか?
整理収納のコツを掴めば、物が多くても部屋はスッキリ見せられます。
今回紹介したアイテムを上手に取り入れて、“見せる×しまう”のバランスを整えた心地よい空間を作りましょう。
さらに収納物を「見せる収納」「直ぐに取り出せる収納」「しまう収納」に分類し、しまう場所を決め、適した方法で収納することがポイントです。
整理整頓のしやすさや見栄えを重視するのであれば、今回ご紹介した商品も試してみてください。
「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」 「迷ってアイテムを選べない」 などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。 
・年間2000件以上の対応実績がある経験豊富なプロが対応するから、大量注文や見積りも安心
・ルームスタイリストの有資格者がアドバイスするから、適切な収納方法が実現
・様々な種類のラックから最適な商品を提案するから、ご予算・用途に合ったラックが購入可能
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ラック専門サイトを担当するwebデザイナーです!よく見ると色々なところで見かけるラック。身の回りで当たり前に使われているアイテムですが、実は一つ置くだけでお部屋の収納は格段に変わります!日々ラック商品と向き合うスタッフが、快適で過ごしやすいお部屋作りのヒントになる情報をたくさんお届けしてまいります◎










![メタルルミナス[19mm] 幅50タイプ 3段](https://vegasiku.fs-storage.jp/fs2cabinet/EL1/EL19-90503/EL19-90503-s-01-pl.jpg)








