時短料理や解凍、あたためなど今や家庭の必需品といっても過言ではなくなった電子レンジ。
一般的にキッチンに置かれることの多いアイテムですが、限られたスペースの中で置き場所に困る方もいるかもしれませんね。
実際に「電子レンジはスチールラックに置けますか?」といったお客様からの問い合わせも少なくありません。
結論として、スチールラックに電子レンジを置くことは可能です!
でも、安全に使うために守っていただきたいポイントがいくつかあります。
そこで今回、これまで5000件以上の案件に携わったスチールラックのプロが、
「実際に置く際の注意点」
「スチールラックに電子レンジを置く場合の選ぶべきパーツ」をそれぞれご紹介します。
この記事を参考に、安心してスチールラックを使っていただければ幸いです。
キッチン収納ラックやアイテムを見たいという方は、こちらからもご覧ください。
目次
電子レンジはスチールラックに置ける?
スチールラックやメタルラックなど、金属でできたラックの上に電子レンジなどの電化製品を置いても全く問題はありません。
実際に電子レンジや炊飯器、ケトルなどを1つのスチールラックに一緒に置くお客様も多くいらっしゃいます。
むしろスチールラックは安定性が高いため揺れにも強く、回転式の電子レンジでも、安心してご利用いただけます。
スチールラックに電子レンジを置く場合の注意点
ここからはスチールラックに電子レンジを置く際の注意点を5点解説します。
これから設置する方、すでに設置している方も、注意点を参考に安全な利用を心がけてください。
※ご紹介する内容は家庭用オーブンレンジの取扱説明書を参考に記述しています。設置予定の電子レンジの取扱説明書と記載が異なる場合がありますので、ご確認の上ご利用ください。
電子レンジをスチールラックに置く場合は、ビニールシートを使う
電子レンジをスチールラックに置きたいお客様に必ずおすすめしているのが、ビニールシートです。
耐熱温度70℃のビニールシートを置くことで、熱が籠もるのを防ぎながら、結露水や汚れなどがこぼれてしまった場合にも、簡単に拭いてキレイにすることができます。
また、脚のある電子レンジでは、スチールラックの棚の隙間に挟まってしまい設置ができない場合があります。このような場合でもビニールシートを使用することで、脚のある電子レンジでも置くことが可能です。
電子レンジの取扱説明書には「十分な強度を持った平らな場所に置く」「平らな場所に設置する」のような注意書きがあります。ビニールシートや、ウッドシートなどをスチールラックに敷き、利用するようにしてください。
スチールラックからアースまでの距離を確認し、設置を行う
電子レンジをスチールラックに置いて利用する場合、アースの取り付けが可能であるか確認が必須です。
スチールラックからアースまでの距離が遠すぎる、高さが足りないなどで、アースの取り付けができない場合は、スチールラックの移動や棚の高さ変更を必ず行い、アースの取り付けを確実に行ってください。
アースの接続口がない場合、アース線が短く届かない場合は、家電量販店や電気工事店など専門業者に依頼し、工事を行う必要があります。
電子レンジの大きさに合わせて置く場所を決める
過熱して発火や故障することがあるため、使用する電子レンジの取扱説明書を確認し、使用方法の規定を守った設置を行う必要があります。
特に天面は10cm以上の幅が必要な電子レンジが一般的です。スチールラックを組み立てる際には、10cm以上の余裕を持った組み立てを行いましょう。
重さを確認する
スチールラックに電子レンジだけを置く場合、耐荷重を超えることは絶対にありません。
重さが心配な方はスチールラックの耐荷重と、スチールラックに置く予定の家電等を総重量を確認しご利用ください。
キッチンの広さに合ったスチールラックを選ぶ
スチールラックには一般的な据え置きのものに加え、突っ張りのものも存在します。
一緒に置く家電やキッチン自体の広さに合わせて、スチールラックのサイズや種類を選ぶことが必要です。
たとえば国内スチールラックシェアNo.1のルミナスでは、要望に応じて下記のものを選ぶと良いでしょう。
ルミナスレギュラー:ルミナス以上に幅広く使用したい場合
突っ張りパーツ:上に広くものを置きたい場合、パーツを追加
スチールラックに関しての相談や購入に関して不安な点がある方は、お気軽に当店スタッフにご相談ください。