和室にスチールラックを置くコツ◎へこみを防いでおしゃれに見せる!

和室にスチールラックを置いて収納を増やしたいけれど、畳にへこみや傷みができてしまうのは避けたい。
銀色のスチールラックは見た目としても畳と相性が悪く、設置を迷ってしまう。なんて方もいますよね。

そこでこの記事では、スチールラック専門店のスタッフが、へこみを防いで和室にスチールラックを置くコツをご紹介します。
畳と調和する方法も一緒に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

和室の趣は損なわずに、荷物もすっきり収納しましょう◎

和室にスチールラックを置くメリット

メリットのブロック文字

 

和室にスチールラックを置いていいのか迷っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は和室にスチールラックを置くメリットはたくさんあります。
ここでは、5つのメリットをご紹介しましょう。

ペースの有効活用
和室は家具が少なく、広々とした空間が特徴です。スチールラックを導入することで収納スペースを増やし、畳の上のスペースを有効に活用できます。

②畳の保護
スチールラックを使用することで、畳の上に直接物を置かなくなるので、畳の傷みを防げます。
とくに重いものや尖ったものを置く場合、ラックを使うと畳へのダメージを軽減できます。

③和洋折衷のインテリア
スチールラックを和室に置くことで、和洋折衷のインテリアを楽しめます。
伝統的な和室にモダンな要素を取り入れれば、独自のスタイルを作り出すことも可能です。

④収納の美しさ
スチールラックに和風の収納ボックスやカゴを使うことで、収納物を美しく整理できます。
見た目にも整った和室にできるほか、清潔感を保てます。

⑤自然光の利用
和室は一般的に窓が大きく、自然光が入りやすいです。
オープンなスチールラックを使うことで、自然光を遮らず、部屋全体を明るく保てます。

和室にスチールラックを置くデメリット

 

もちろん、和室にスチールラックを置くデメリットもあります。デメリットも理解し、それをカバーする方法を検討することも大切です。主なデメリット4つをご紹介します。

①重量によるダメージ
スチールラック自体が重い場合、畳の上に置くと畳を傷つける可能性があります。また、軽量なスチールラックであっても、その上に重いものを載せた場合、畳や床板に負担がかかるおそれがあります。

②安定性が悪い
畳はイグサが編み込まれていて凹凸があり、畳の縁などもあるので、板の間のようにまっ平らではありません。そのため、スチールラックの足が不安定になりやすいです。
とくに、重いものを載せる場合、バランスが悪くなることがあるので、載せるものや載せ方に気を付けましょう。

③サビの問題
和室は湿度が高くなることがあり、スチールラックが錆びるリスクがあります。特に古い建物や風通しが悪い場所では、錆びやすくなるので注意しましょう。

④見た目の違和感
スチールラックは洋風の家具であり、モダンなデザインも多いため、伝統的な和室の雰囲気に合わないことがあります。和室の自然素材や落ち着いた色合いに対して、スチールラックの金属的な質感やデザインは浮いて見えるかもしれません。

デメリットの対策方法

では、和室にスチールラックを置くことのデメリットは、どのように対策していけば良いのでしょうか。
ここからは、

 

・へこみの防止法
・安定性を上げる方法
・湿度から守り錆びを防ぐ方法
・和室の雰囲気になじませておしゃれにする方法

をご紹介します。

気になる畳のへこみ防止法

畳の上に直接スチールラックを置かず、畳の保護マットや板を敷きましょう。これにより、重量が分散されて畳への負担が軽減されます。
また、スチールラック自体が軽いものを選ぶことや、重いものをスチールラックに置かないようにすることも対策のひとつです。

安定性を上げる方法

スチールラックの足元の安定性を増すために、スチールラックにアジャスターなどを取り付けてみましょう
スチールラックが揺れないように壁に固定するための金具やストラップを使用することも効果的です。

湿度から守り、錆びを防ぐ方法

防錆性能が優れたスチールラックを置くことで、錆びの発生を大幅に防げます。また、錆び移りしないよう、中に使う収納ボックスなどは金属製ではないものを使いましょう。
除湿剤を併用したり、定期的に換気をしたりすることも大切です。

和室の雰囲気になじませておしゃれにする方法

メタリックで無機質なシルバーは避け、ホワイトやブラックなどのカラーラックを使うのがおすすめです。スチールラックは銀色と思われがちですが、ベージュなどのなじみやすい色も登場しています。

また、布の目隠しをすることで、より無機質な雰囲気が薄れ和室に溶け込みやすくなります。
収納ボックスに布製や木製、天然素材を使用すると一気になじみやすくなるので、収納ボックスの素材やデザインにもこだわってみましょう。
背が低めのスチールラックや、畳の高さに合わせたロータイプのラックを選ぶと、和室の開放感を保ちやすくなります。

和室に置くのにおすすめのスチールラック&アイテム

 

デメリット対策を踏まえ、和室に置くのにおすすめのスチールラック&アイテムをご紹介します。

・軽量
・錆び防止
・つっぱり付き
・低めのスチールラック
・カラーラック
・アジャスターアイテム

など、便利なスチールラック&アイテムが豊富です。

ぜひ和室に置くスチールラックとアイテムを用意する際の参考にしてみてください。

軽量ラック

スチールラックは鉄素材なので重いと思われがちですが、実は木製ラックと比較しても軽量のものが多いです。
スチールラックは必要最低限の骨組みだけでできたシンプルな作りになっているため、非常に軽量なのが特徴です。

木製のラックと同容量程度のスチールラックでも、木製の半分程度の重さで済むものもあります。
畳のへこみや傷みを防止するためには、載せるもの自体の重さを調節する必要もありますが、スチールラック自体が軽量なものを選ぶことも大切です。

ルミナスラック 19mm径シリーズ

上記でご紹介したのは、スチールラックの中でも軽量なスチールラックです。
ポールの直径が19mmと細めなので、全体が軽量に仕上がっているスチールラックのシリーズです。
たとえば、幅49.5×奥行34.5×高さ124.5cm、 4段のスチールラックでは5.5kgしかありません。

安定性を増す円形アジャスター・三角プレート・つっぱりラック

安定性を増す円形アジャスター・三角プレート・つっぱりラックをご紹介します。

25mm径 ルミナス円形アジャスター4個セット

19mm径 ルミナス円形アジャスター4個セット

25mm径 ルミナス三角プレート4個セット

19mm径 ルミナス三角プレート4個セット

つっぱりラック一覧

スチールラックに付属しているアジャスターに比べて、丸くて大きいサイズの円形アジャスターを付けることで安定性が増します。三角プレートは円形アジャスターより、スッキリと納まるのがメリットです。
円形の場合、はみ出てしまって見た目が気になったり、足をひっかけたりしてしまうおそれがありますが、三角プレートは見た目にもスッキリ納まります。

つっぱりラックは、天井に固定できます。天井に固定することで畳の上に置いて安定性が増します。
さらに地震などの揺れによる転倒を防止でき、物が落ちて壊れたり、周囲にいる方がケガをしたりするようなリスクを防げるのもメリットです。

背が低めのスチールラック

和室の開放感を邪魔しない、背の低いスチールラックをご紹介します。50~60cmのローチェストとして利用しやすいタイプとして、以下がおすすめです。

3段タイプのテレビ台ラックです。テレビ台として使うこともできるほか、上段を飾り棚にして下段に収納をしたり、上段にも収納ボックスを並べて、全体を収納に利用したりすることもできます。

スチールラックですが、棚の部分が木製なので、畳の和室になじみやすいです。

【70~75cm】

ウッドシェルフとスチールが組み合わさった、おしゃれなデザインが魅力です。

スッキリした見た目、防錆コーティングもしっかり施されていて和室におすすめです。キャスターを付ければ、移動させて使えるのも便利です。

カラーラック

無機質な銀色ラックだと和室や和室のインテリアになじまないと思われる方には、カラーラックがおすすめです。

ルミナスノワール

ノワールとはフランス語で黒を意味し、こちらは艶消しした落ち着いた雰囲気の黒に塗装されたラックです。

ルミナスラテ

カフェラテのクリームのような雰囲気で、白く塗装した清潔感あるラックです。
和室を明るい雰囲気にしてくれます。

ベージュ、ブラウン系のルミナスカラーラック

その他、ベージュやブラウンなどもあるので、畳の雰囲気や和室のインテリアなどになじむ色合いが選べます。

目隠し用ロールスクリーン

スチールラックを置いた上で目隠し用のロールスクリーンをかければ、スチールラックの金属感をはじめ、収納したものも隠せるので見た目におしゃれになります。
居間や寝室はもちろん、客間として使う和室にもおすすめです。

①クイックロールヘリンボーン

落ち着きある色味で、和室の雰囲気にも合います。簡単に取り付けられるので便利です。

②クイックロール プレーン

ヘリンボーンより明るめのテイストです。和室を明るく保ちながら、目隠しできます。

収納ボックス

金属以外の素材の収納ボックスを使用することで通気性を向上し、サビ移りを防止できます。さらに、おしゃれ感も増して、整理整頓もしやすくなるのも魅力です。

①ヒヤシンスバスケット

長方形・浅型

【サイズ違い】

長方形・中

長方形・大

ウォーターヒヤシンスとは水草の一種で、丸っぽい艶のある葉を編み込んでバスケットが作られています。耐久性に優れ、ササクレもできにくく、長く使えるのが魅力です。

②ラタンバスケット

Sサイズ

【サイズ違い】

Mサイズ

Lサイズ

ラタンとは日本名では籐(とう)のことです。軽量でありながら、耐久・通気・吸湿性にも優れているので、湿気がこもりやすい畳の部屋にもおすすめです。

③布ボックス

Mサイズ

【サイズ違い】

Lサイズ

LLサイズ

布製の収納ボックスは、畳の部屋にもなじみやすいです。カラーバリエーションも豊富なので、和室の雰囲気に合わせて選びましょう。

まとめ

畳の和室にスチールラックを置く際にへこまないか、見た目に合うか心配があるかもしれません。
しかし、軽量なスチールラックを選んだり、アジャスターを付けて安定性を上げたりすることができます。また、カラー塗装されたスチールラックを選ぶことで見た目の悩みも解消できます。

その他、ロールスクリーンを付けたり、金属以外の素材でできた収納ボックスも活用して、見た目にも機能的にも優れた収納に仕上げましょう。

「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」 「迷ってアイテムを選べない」 などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター。ヘルスケア・ワークライフの分野で、およそ10年執筆。 不安を「楽」「楽しい」に変えて暮らしを明るく…がライターとしてのモットーです!インテリアを通して心とカラダを元気にすべく、情報をおとどけします♪