リビングや洗面所、さらには寝室や子ども部屋などの収納としてはもちろん、食器棚や本棚としても使うことのできるスチールラック。そんな便利なスチールラックに対し「ダサい」「貧乏くさい」なんて思っていませんか。
そのイメージは、もしかすると思い込みかもしれません。また、パッと見て自分に合わなさそうなインテリアアイテムだとしても、DIYなどの工夫次第でおしゃれに見せられます。
そこで今回は、スチールラックを嫌いな人が多い理由とスチールラックのおしゃれ化術、さらにはおすすめのスチールラックをアドバイザーが徹底解説！ぜひこの記事を参考に、スチールラックを使ったおしゃれな空間づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
どうしても「銀色のあの味気ない見た目に抵抗が…」という方は、こちらからスタイリッシュなデザインラックも覗いてみてくださいね◎
スチールラックがダサいと言われる理由
おしゃれなイメージのあるスチールラックですが、中にはスチールラックに対して「ダサい」「貧乏くさい」というイメージを持つ方もいます。そこで、スチールラックに対してどうしてマイナスイメージを持ってしまうのか、その理由をあらためて考えていきましょう。
中高生の子ども部屋によく使われているイメージがあるから
スチールラックはシンプルで機能的、なおかつ値段的にお手頃なものも少なくありません。そのため、中高生の子ども部屋にも使われることが多いインテリアといえます。
女の子はカラーボックス、男の子はスチールラックといったように、お部屋作りの定番アイテムとして使用している方も多いでしょう。
いずれもお手頃な価格なので、親はもちろん自分のおこづかいでも手の届きやすいアイテムです。以上のことから、「中高生の子ども部屋によく使われている」というイメージを持つ方が多いのかもしれません。
機能性重視でデザイン性を気にしない人が使っているというイメージがあるから
スチールラックは、そのシンプルなデザインながらも耐久性に優れています。また、サビにくいため水回りなどにおいても使いやすいアイテムです。さらに通気性が良く、何段にも重ねて豊富に収納できるなど、便利に活用できます。
こうした機能的に優れた特徴があるゆえに「機能性重視でデザイン性を気にしない人が使っている」といった印象を与えているのかもしれません。
スチール製で銀色の見た目が工業的に感じるから
スチールラックは、その名のとおりスチール製で、素材そのままの銀色のものが一般的です。オフィス家具や店舗の陳列棚に使われることも多く、さらにその素材や色味から工業的なイメージを持たれることが少なくありません。
このような理由から、安らぎを感じられるインテリアを好む方にとってはスチールラックを受け入れにくい側面があるのではないでしょうか。
耐久性重視でがっしりとした無骨な造りだから
スチールラックは、シンプルでありながら耐久性にも優れています。たとえば、電子レンジやテレビなどの重量のある家電製品を並べても、ビクともせず棚板1枚で支えられます。
商品によっては無骨なデザインもあるため、威圧感を与えるかもしれません。
女性のなかには「もっと繊細でやわらかな印象の素材がよい」と考える方や、男女問わず木製などのナチュラルな素材が好きな方もいることでしょう。
お部屋の雰囲気に合わない場合があるから
シンプルなデザインで、さまざまなデザインテイストのお部屋にもマッチしやすいスチールラック。しかし、ガーリーな雰囲気や和風のお部屋に設置した場合は、商品によってはスチールラックだけ浮いてしまう可能性があります。
現在では、いろいろなデザインのスチールラックが販売されているので、お部屋に合わせたスチールラックを選ぶことをおすすめします。
ダサくないスチールラックは存在する！おしゃれなスチールラック4選
「ダサい」「貧乏くさい」というイメージを持たれることもあるスチールラックですが、実はさまざまなデザイン・素材のスチールラックがあります。ここからは、特におすすめのおしゃれなスチールラック5選をご紹介するので、ぜひスチールラックの魅力を感じてみてください。
アパレル店での導入実績多数〈メタルシステム〉
メタルシステムは、イタリアのスチールラックブランドです。スチールラックと言えば銀色の円筒、ポールタイプが一般的ですが、メタルシステムはリブ構造の角型になっていて、一般的なスチールラックの見た目とは一線を画します。
業務用としても人気で、特におしゃれな衣類やファッション雑貨をディスプレイするアパレル店で採用されています。お部屋の雰囲気をアパレル店のような、おしゃれでスタイリッシュなテイストにしたいと考えている方におすすめです。
黒塗り、粉体塗装で男性の部屋にピッタリ〈ルミナスノワール〉
「スチールラックは銀色単色でつまらない」と思っていませんか。
「木製の家具なら木の種類やカラーを選べるのにスチールラックは銀色一択しかない」と不満を持つ方も少なくありません。
しかし、実際にはスチールラックにもさまざまなカラーバリエーションがあり、お部屋の雰囲気や好みのテイストに合わせて選ぶことが可能です。
特に男性に好まれているのが、粉体塗装でマットな黒塗りに仕上げた「ルミナスノワール」と呼ばれるシリーズです。ノワールとはフランス語で黒を意味する言葉。黒が好きな男性をはじめ、インテリアをモノトーンで統一したい方などにおすすめです。
ホワイトで優しい印象だからナチュラルな雰囲気に〈ルミナスラテ〉
カフェラテのクリームのように白く、ホッと心が癒されることをコンセプトにしたシリーズ。スチールラックのイメージを覆してくれるシリーズです。ホワイトに塗装されており、優しくナチュラルな印象に仕上がっています。
女性のお部屋をはじめ、白のインテリアで統一したい方や清潔感あるテイストにしたい方におすすめです。
ホワイトカラーであらゆる空間に馴染む！ルミナスラテ
定番シリーズが豊富なカラバリで登場〈ルミナスカラーラック〉
「自分好みのカラーを探したい」「お部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選びたい」という方にはルミナスカラーラックがおすすめです。
ブラック、ホワイト、ブラウンをはじめ、カーキ、ブルー、ピンクの6色から選べます。スチールラックにカラー塗装をしたものなので、スチールラックの耐久性や機能性を維持しながら、カラーバリエーションが楽しめます。
既に持っているスチールラックを格好良くする方法2選
「スチールラックにカラーバリエーションがあるなんて知らなかった」「おしゃれなスチールラックがあるならもっと早く知りたかった」と残念な気持ちになっている方もいるかもしれません。
しかし、耐久性や機能性重視でデザイン性は我慢してスチールラックを買ってしまった方も、既に持っているスチールラックを格好良くする方法があります。
夫婦でデザインの好みが違うご家族でも、話し合いながらスチールラックのイメージチェンジを図ってみてはいかがでしょうか。ここからは既存のスチールラックを格好良くする方法2選をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
マスキングテープやパーツでDIYする
1つ目の方法はマスキングテープの活用です。マスキングテープといえばラッピングに使ったり、手帳などの文房具をおしゃれにしたりする際に使う方が多いですが、実はスチールラックのDIYにも使えます。
好みのマスキングテープを貼るだけで、スチールラックをイメージチェンジすることができますよ。
また、スチールラック専用のパーツなども販売されています。たとえば、棚板をウッドシェルフに替えれば、木製家具のようなナチュラルなテイストに仕上げることが可能です。
ウッディ調の棚板シートなども販売されているので、好みのイメージやお部屋の雰囲気、既存のインテリアに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
くわしくは以下の記事も参考にしてください。
スチールラック自体を塗装する
ルミナスノワールやエリソンラック、ルミナスラテ、ルミナスカラーラックなどのラックは、銀色のスチールを塗装して仕上げたものです。つまり、塗装するだけでとてもおしゃれにイメージチェンジが可能です。
ただ、プロが仕上げた製品とは異なり、仕上がりに少しムラが出たり、思ったように仕上がらなかったりすることもあるかもしれません。
しかし、カラーバリエーションが限られた市販品と異なり、自分が気に入った塗料で仕上げられるので、より好みの色のスチールラックにできるのがメリットです。
まとめ
スチールラックは銀色の無機質な見た目や、機能性や耐久性重視のがっしりとした構造から「ダサい」「貧乏くさい」「インテリアに馴染まない」と敬遠されることもあります。
しかし、おしゃれなテイストや銀色以外のカラーバリエーションのスチールラックもあり、自分好みにカスタマイズできるのが魅力です。
もちろん、既存のスチールラックを格好良くする方法もあります。マスキングテープやパーツを活用したり、好みの色に塗装したりすることで、自分好みのスチールラックにイメージチェンジできるので、ぜひ参考にしてみてください。
「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」 「迷ってアイテムを選べない」 などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。
・年間2000件以上の対応実績がある経験豊富なプロが対応するから、大量注文や見積りも安心
・ルームスタイリストの有資格者がアドバイスするから、適切な収納方法が実現
・様々な種類のラックから最適な商品を提案するから、ご予算・用途に合ったラックが購入可能
サイトトップはこちら
インダストリアル・ブルックリンなど実は様々なテイストにも馴染むスチールラック。昨今は多くのデザインや機能があり、デスクやハンガーラックにも変身したりと、とても幅広い商品です。スチールラックの利便性や最新情報をコンテンツを通じて発信していきます！
