クローゼットやタンスに収納しきれない洋服を見て「もしかして持ちすぎ?」と気になっていませんか?
他の女性は、どのくらい洋服を持っているのか気になるかもしれません。
そこでこの記事では女性の洋服の適正量はどのくらいか、おしゃれな人、ミニマリスト、断捨離後の量も解説します。
具体的にアウターの量、トップス・ボトムスの枚数なども示していきますので、ぜひご自身のクローゼットと比較して参考にしてくださいね。
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目次
一般的な女性の洋服の適正量は
一般的な女性の洋服の適正量は、以下のとおりです。
洋服 | 適正量 |
トップス | 11~17枚 |
Tシャツ | 5~7枚 |
ブラウス/シャツ | 3~5枚 |
セーター/カーディガン | 3~5枚 |
ボトムス | 9~14枚 |
ジーンズ | 2~3本 |
スラックス/パンツ | 2~3本 |
スカート | 2~3枚 |
カジュアルドレス | 2~3枚 |
フォーマルドレス | 1~2枚 |
【シーズン別のアイテム】
冬用のアウター(ダウンジャケット、コートなど)や春秋用の軽いアウター(トレンチコート、ジャケットなど)、夏用の軽装として以下のようなアイテムがあるのが一般的です。
洋服 | 適正量 |
アウター | 4~6着 |
コート/ジャケット | 2~3着(季節ごとに) |
夏用のショートパンツ | 1~2着 |
シューズは4~8足として、以下のようなアイテムが一般的です。
シューズ・アイテム | 適正量 |
スニーカー | 1~2足 |
ブーツ | 1~2足 |
フラットシューズ/ローファー | 1~2足 |
ヒール/パンプス | 1~2足 |
バッグ | 2~3個 |
夏用のサンダル | 1~2足 |
洋服の量を適正量に抑えるコツは、質の高いアイテムを選ぶことです。
長持ちする素材とデザインのよい洋服を選ぶことにより、頻繁に買い替える必要がなくなります。
また、多機能なアイテムを選べば使い回しができ、適正量をキープできます。
さらに、仕事用・カジュアル用両方に使えるアイテムを選ぶと、持ち物を減らすことが可能です。
くわえて季節ごとや年に数回、クローゼットの整理を行い、使わないアイテムを処分する習慣を付けることも大切。
クローゼットがあふれて困らないよう、適正量を保つために定期的に整理をおこないましょう。
ライフスタイルによって異なる適正量
女性の中にはおしゃれな人も多く、ファッションにこだわりを持っている方も少なくありません。
一方、近年はナチュラル志向やスローライフ、エコやSDGsといったキーワードが注目を集め、必要最小限のシンプルなライフスタイルを目指すミニマリストも増えてきました。
おしゃれな人とミニマリストの洋服量を見ていきましょう。
おしゃれな人の洋服量は
おしゃれな人の洋服量の目安は、以下のとおりです。
もちろん人それぞれですが、量の多さだけでなく、バリエーションに富んでいるなど、おしゃれへのこだわりが感じ取れるラインナップになっています。
【トップス】
トップス | 洋服量 | 特徴/種類 |
Tシャツ | 5~7枚 | ベーシックカラー(白、黒、グレー)をはじめ、デザイン性のあるものや、その時々のトレンドカラーのものを買い足す |
ブラウス/シャツ | 5~7枚 | シルクブラウス、柄シャツ、クラシックな白シャツ、カラフルなブラウスなど、バリエーションが豊か |
セーター/カーディガン | 3~5枚 | カシミアセーター、オーバーサイズのニット、デザイン性のあるカーディガンなど素材やデザインが異なるものが揃っている |
【ボトムス】
ボトムス | 洋服量 | 特徴/種類 |
ジーンズ | 3~5本 | スキニー、ストレート、ワイドレッグ、ハイウエストなどスタイルの違うものに加え、デニム好きの方はトレンドカラーのデニムを持っている方も少なくない |
スラックス/パンツ | 3~5本 | テーラードパンツ、カラーパンツ、チェック柄、クロップドパンツなど、デザインが異なるもので、その時々に合わせて着こなす |
スカート | 3~5枚 | ミディスカート、プリーツスカート、レザーやデニムスカートなどバリエーションが多彩 |
【ドレス・ワンピース】
ドレス | 洋服量 | 特徴/種類 |
ドレス/ワンピース/カジュアルドレス | 3~5枚 | デイリーユースできるワンピース、フローラルプリント、ティアードワンピースなど違うスタイルのものを揃えている |
フォーマルドレス | 2~3枚 | イブニングドレス、リトルブラックドレス、セミフォーマルなミディドレスなど、結婚式のお呼ばれやクリスマスパーティーなどのシーンに備えている |
【アウター】
アウター | 洋服量 | 特徴/種類 |
ジャケット/ブレザー | 2~3着 | テーラードジャケット、オーバーサイズブレザー、カラフルなジャケットなどデザインが多彩 |
コート | 2~3着 | トレンチコート、ウールコート、ダウンジャケット、レザージャケットと、コートのラインナップも多いのがおしゃれな人の特徴 |
【シューズ】
シューズ | 洋服量 | 特徴/種類 |
スニーカー | 2~3足 | ホワイトスニーカー、トレンドスニーカー、ランニングシューズなどバリエーションが多彩 |
ブーツ | 2~3足 | アンクルブーツ、ロングブーツ、ヒールブーツと違うデザインのブーツを揃えている |
フラットシューズ/ローファー | 2~3足 | ローファー、バレエシューズ、オックスフォードシューズなど、デザインが異なるシューズを揃えるのがポイント |
ヒール/パンプス | 2~3足 | クラシックな黒のパンプス、ヌードカラー、デザイン性のあるヒールなど、好みや職業などに合わせて揃える |
【バッグ】
バッグ | 洋服量 | 特徴/種類 |
バッグ | 3~5個 | トートバッグ、クロスボディバッグ、クラッチ、バックパックと、大小さまざまなデザイン性の高いバッグを揃えているのが特徴 |
アクセサリーやジュエリーでアクセントを付けるのが、おしゃれな方のポイントです。
アイテム | 洋服量 | 特徴/種類 |
スカーフ/ストール | 3~5枚 | シルクスカーフ、大判ストール、トレンド柄のスカーフなど |
ジュエリー | – | 必要に応じてシンプルなネックレスやトレンドのイヤリング、ブレスレット、リングなどがひととおり揃っている |
トレンドに敏感なおしゃれな人は、シーズンごとにアイテムを見直し、新しいトレンドを取り入れるのが大きな特徴です。
自分の個性を表現するために、アクセサリーやデザイン性の高いアイテムを取り入れています。
シーズンごとやトレンドが変わるたびに新たなアイテムを取り入れますが、安価で低品質なものではなく、長く愛用できる高品質な素材とデザインのアイテムを選ぶなど、素材や品質にもこだわりを持っています。
おしゃれな人のワードローブは、基本アイテムにトレンドや個性を加え、多様なシチュエーションに対応できるようにすることがポイントでしょう。
ミニマリストを目指すならこの洋服量に!
洋服があふれすぎているのをどうにかしたい、ミニマリストを目指したいなら、以下の洋服量を参考にしてみてください。
【トップス】は4~7枚で、以下のようなアイテムを揃えましょう。
トップス | カラー・洋服量 |
Tシャツ | 白、黒、グレーなどのベーシックカラー2~3枚 |
ブラウス/シャツ | 白シャツやチェックシャツなど1~2枚 |
ニットセーターや軽いカーディガン | 1~2枚 |
【ボトムス】は5~8枚で、以下のようなアイテムを揃えておくと着回しできます。
ボトムス | 洋服量 |
デニム(青)とブラックデニムジーンズ | 1~2本 |
黒のスラックスやカジュアルなチノパン | 1~2本 |
Aラインスカートやペンシルスカート | 1~2枚 |
1枚でデイリーユースできるシンプルなデザインのカジュアルドレス | 1枚 |
特別なイベントや仕事の会議に使えるフォーマルドレス | 1枚 |
【アウター】は、最小限に2枚が目安です。
アウター | 洋服量 |
春秋用のトレンチコートやジャケット・カーディガン | 1枚 |
冬用のコートやダウンジャケット | 1枚 |
【シューズ】も4足あれば足ります。
シューズ | おすすめ・洋服量 |
スニーカー | 白や黒のベーシックスニーカー 1足 |
ブーツ | ショートブーツやアンクルブーツ 1足 |
フラットシューズ/ローファー | 毎日の通勤やカジュアルな外出に使える 1足 |
ヒール/パンプス | フォーマルな場に対応できるもの 1足 |
【バッグ】も2つで十分です。
バッグ | 洋服量 |
デイリーユース | 1つ |
フォーマル用 | 1つ |
ミニマリストを目指す場合、カラーは白、黒、グレー、ネイビー、ベージュのベーシックカラーを中心に選ぶことで、アイテム同士の組み合わせがしやすくなります。
また、同じアイテムをカジュアルにもフォーマルにも使える、多用途なデザインを選ぶとバリエーションが広がります。
カラーコーディネーション×多用途デザインにより、ミニマリストのカプセルワードローブを構成でき、少ないアイテムでも多彩なコーディネートを楽しむことが可能です。
断捨離後に残す洋服の量の目安はどこを目指したいかで決める
洋服を適正量にしたいと思って断捨離をするとき、残す洋服量の目安は、その方が目指したいライフスタイルによって決まります。
まずは、自分の目指すものをイメージしましょう。断捨離をしたい目的やどんなふうにしたいか考えてみてください。
たとえば、以下のような目的が考えられます。
・おしゃれと感じる人の枚数まで抑えたい
・結婚や同棲で家族が増えスペースが減るため、スペース内に収納できるようにしたい
・ミニマリストを目指したいから最低限に減らしたい
気を付けたい点として、オフィスワーカーと在宅ワーカーではライフスタイルが異なるので、目安量や残すアイテムの種類も違ってきます。
オフィスワーカーは職場や営業先など人前に出るための洋服を残し、在宅ワーカーならオンライン会議など除けば、リラックスして過ごせて業務効率が上がるようなアイテムを残していきましょう。
引っ越して「一人暮らしをする場合」と「結婚して家族が増える場合」
一人暮らしの場合は、最初に解説した一般的な女性の洋服適正量が目安です。
一方、結婚や同棲など二人暮らしになる場合は、以下を目安にしてください。
もちろん、同性同士の同居やジェンダーによっても揃えるアイテムは変動します。
【女性のワードローブ】
種類 | 洋服量 |
トップス | 11~17枚 |
ボトムス | 6~9本 |
ドレス | 3~5枚 |
アウター | 4~6着 |
シューズ | 3~6足 |
【男性のワードローブ】
種類 | 洋服量 |
トップス | 11~17枚 |
ボトムス | 4~6本 |
アウター | 4~6着 |
シューズ | 3~4足 |
二人暮らしの場合は、以下の点を押さえて断捨離をしましょう。
・クローゼットオーガナイザーや収納ボックスを活用
・季節の変わり目や年に数回、クローゼットを見直し、不要なアイテムを整理
・各自で多用途に使える多機能なアイテムを選ぶ
こうしたポイントを抑えることにより、二人暮らしでも各自が快適に過ごせるワードローブを構築できます。
■ファミリーの場合
【トップス】
トップス | 洋服量 |
大人用Tシャツ | 5~7枚(各自) |
子ども用Tシャツ | 5~7枚(各自) |
ブラウス/シャツ | 3~5枚(各自) |
セーター/カーディガン | 3~5枚(各自) |
【ボトムス】
ボトムス | 洋服量 |
大人用ジーンズ | 2~3本(各自) |
子ども用ジーンズ | 2~3本(各自) |
スラックス/パンツ | 2~3本(各自) |
スカート | 2~3枚(各自) |
【ドレス/ワンピース】
ドレス/ワンピース | 洋服量 |
大人用カジュアルドレス | 2~3枚(各自) |
子ども用ドレス | 2~3枚(各自) |
フォーマルドレス | 1~2枚(各自) |
【アウター】
アウター | 洋服量 |
大人用ジャケット/カーディガン | 2~3着(各自) |
子ども用ジャケット | 2~3着(各自) |
コート | 2~3着(各自) |
【シューズ】
シューズ | 洋服量 |
大人用スニーカー | 1~2足(各自) |
子ども用スニーカー | 1~2足(各自) |
フラットシューズ/ローファー | 1~2足(各自) |
ヒール/パンプス | 1~2足(各自) |
人数が増えるファミリーの場合、各自の部屋に備わるクローゼットやタンスだけでなく、共有スペースを効率的に使うことが重要です。
二人暮らしと同様、クローゼットオーガナイザー、収納ボックスを活用しましょう。
子どもの成長や季節の変化に応じて、定期的にクローゼットを見直し、不要なアイテムを整理することも欠かせません。
各家庭メンバーが多用途に使える多機能なアイテムを選べば、全体の洋服の量を抑えられます。
ライフスタイルや家庭の状況に応じて、最適な洋服の量を調整することが重要です。
枚数や量自体よりも、収納スペースに合わせる場合
枚数がどのくらいかよりも、一般的に使われている収納スペースくらいには収めたいと思う方も多いのではないでしょうか。
ここからは一般的な一人暮らしの女性の収納スペースと、そこに見合った洋服量を解説します。
【一人暮らしの場合】
収納場所 | サイズ | 数 |
クローゼット | 幅100-150cm、奥行60cm、高さ200cm | 1 |
引き出し | 幅50-80cm、奥行40-60cm、 高さ15-20cm |
3-4個 |
棚 | 幅50-80cm、奥行40-60cm | 2-3段 |
シューズラック | 幅50-100cm、奥行30-40cm、 高さ100cm |
1 |
これらの収納アイテムに納まる量の目安は以下のとおりです。
収納アイテム | 収納量 |
トップス | 2cm/枚 → 50cmで25枚 |
ボトムス | 4cm/本 → 20cmで5本 |
セーター | 5cm/枚 → 棚2段で6枚 |
シューズ | 30cm/足 → シューズラックで6足 |
この量に納まりきれるよう、シーズンごとや新しい洋服を購入した際に見直しをおこなうことも必要です。
洋服収納におすすめのアイテム
収納スペースに合わせて適正な洋服量を維持したいと思ったら、収納力が豊富で収納したものが把握しやすいオープンラックがおすすめです。
「奥にしまい込んで何があるのかわからない」といった事態も防げます。
ここからは洋服収納におすすめのスチールラックを紹介します。
①コスパ◎のオープン衣類収納で使いやすくカスタマイズも!
[25mm] 幅90 3段 (幅91.5×奥行46×高さ178.5cm)メタルルミナスラック ハンガーラック ワードローブ EL25-90183
お求めやすい価格でありながら、収納力が豊富です。掛ける収納、折り畳む収納とさまざまな収納スタイルが実現できます。
②見える収納もおしゃれにスタイリッシュに
ルミナス ノワール ワードローブラック 幅100cm NO1018-WR
シックな雰囲気のオープンラックは、二人暮らしの男性向けにもおすすめです。
③金属感を出したくない!ナチュラルインテリアにぴったり
[25mm] エリソン ワードローブ 3段 幅80 奥行40 高さ175(幅81×奥行41×高さ174cm)ホワイト EHE80183
金属的な質感が苦手な方には、ホワイトで塗装されたオープンラックもあります。おしゃれな人やミニマリストにもおすすめです。
そのほかの衣類収納ラックは、こちらからご覧いただけます!
また、クローゼットに棚がなくて困っている方は、こちらの記事もご覧ください。
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ライター。ヘルスケア・ワークライフの分野で、およそ10年執筆。
不安を「楽」「楽しい」に変えて暮らしを明るく…がライターとしてのモットーです!インテリアを通して心とカラダを元気にすべく、情報をおとどけします♪