衣類はズボラ収納で!めんどくさがりでも挫折しない方法を解説

衣類を収納した服

一人暮らしで収納スペースがなく衣類があふれている方、家族の衣類が収納しきれず困っている方はいませんか。

「いざ着たくてもどこにあるかわからない」
「無理に詰め込んでシワシワになってしまった」
「カビが生えた」

などでお悩みの方も多いかもしれません。
とはいえ、毎度収納に時間がかかる方法では、せっかく整理しても長くは続かないもの。

そこで今回は、簡単にできるズボラ収納の方法をご紹介!
簡単にできますので、ぜひ参考にして「自動的に散らからないお部屋作り」にチャレンジしてみてくださいね!

ズボラ収納とは

ズボラ収納とは、手間がかかることはなかな続かない…という方でも、手間をかけずに簡単にできる収納方法のことです。
特に、衣服における収納で面倒なのは以下の5点です。

①普段の折り畳む手間
②普段の出し入れの面倒さ
③季節ごとの衣替え
④シワ防止
⑤収納スペースの確保

こうした面倒さを、工夫によって解消する仕組みがズボラ収納のコツになります。

ズボラ収納で気を付けたいポイント4つ!

ズボラ収納をおこなうあたり、気を付けたいポイントが4つあります。

・簡単で「きれいに見える」ようにする
・簡単で「使いやすい」ようにする
・簡単で「続けられる、維持できる」ようにする
・簡単で「服が傷まない」ようにする

 

 

この4つのポイントにプラスして…そもそもの収納量を管理したりスペースを有効活用したり、家族や同居人と干渉しあわないか調整したりすることも重要。
衣類のカビなどを防ぎ、必要な衣類を取り出しやすい環境が作りましょう。詳しくみていきます。

簡単で「きれいに見える」ようにする

ズボラ収納は簡単さが魅力ですが、だからといって適当に収納して見た目がごちゃついて見えてしまうのは「ズボラ収納」ではありません。
見た目が乱雑にならないように工夫することが大切です。

たとえば透明なボックスに入れて、何を入れたかラベルを貼っておくと、どこに何があるか一目でわかるようになるといったような具合です。

簡単で「使いやすい」ようにする

よく使うアイテムは使いやすいようにしておかないと、取り出すために奥から引っぱり出すなどして不便になってしまいます。

手間を惜しまない方なら、すぐに元の状態に戻すこともできますが、ズボラさんは引っぱり出したらそのまま放置しがちなので、そうならない工夫が必要です。
よく使うアイテムは手前や取り出しやすい場所に配置し、使用頻度の低いものは奥や上段に収納すうるような、場所や位置を工夫しましょう。
使いやすさを考慮して収納場所を決めることが、ズボラ収納の重要なポイントです。

簡単で「続けられる、維持できる」ようにする

継続や習慣化が苦手で、心の中では「こうしなきゃ」と思っていても、ついつい後回しにしたり放置したりしがちということもありますよね。
こうした習慣を少しでも改善できるよう、簡単で「続けられる、維持できる」ようにする工夫をしましょう。

まず、使ったものをすぐに元の場所に戻せるように、収納方法をシンプルにしておくことがポイントです。
ハンガーに掛けるだけ、ボックスに投げ入れるだけなど、手間をかけずに片付けられる方法を採り入れましょう。
衣類や小物を種類ごとに分けて収納する習慣を付けると、整理整頓が保ちやすくなります。
この点は心を入れ替えて、分類収納を習慣づけるようにしましょう。

ラベルを使って、どこに何があるかを明確にするのも便利です。
続けられて維持できないと意味がないため、続けるのが難しいと思う方法は無理をせず自分に合った方法を見つけましょう

簡単で「服が傷まない」ようにする

衣類収納は取り出しやすさも大切ですが、大切な服を傷まないようにしなくてはなりません。
雑多に放り込み収納をしただけでは、洋服にシワや折り目ができたり型崩れを起こしたりする可能性があります。

また、通気性の悪い場所や湿気の多い場所に衣類を保管すると、カビや臭いの原因になり、素材が劣化するリスクもあります。
特に天然素材の衣類は湿気に弱いので、注意が必要です。

ただし、湿気を避けたいからといって日当たりのよい場所に置いてもいけません。
衣類を直射日光が当たる場所に保管すると、色あせすることがあります。色の濃い衣類は、色あせが目立つので注意が必要です。

さらに、衣類同士が詰め込まれていると、摩擦によって生地が擦り切れることがあります。特にデリケートな素材の服は摩擦に弱いです。
シワができないようハンガーに掛けるなどして、適度にスペースをあけながら収納するなど工夫をしましょう。

そもそもの収納量を管理&スペースを有効活用する

気を付けたい4つのポイントを押さえたうえで、そもそもの収納量を管理して、スペースを有効活用することも検討しましょう。
定期的に収納状況を見直し不要なものを処分すると、収納スペースを確保できます。
クローゼットや引き出しの中を最大限に活用するために、仕切りや追加の棚を利用するのもおすすめです。

家族や同居人と干渉しあわないか調整する

家族や同居人がいる場合は、みんなが使いやすいように収納方法を統一し、ルールを共有することがおすすめです。
分類の方法、一人ずつ収納する引き出しや棚、収納ボックスを決めるなど、家族みんなが簡単に実践できる方法を決めましょう。

ズボラ収納の方法

さてここからは、気を付けたいポイントを抑えた、おすすめのズボラ収納を一挙公開します。
ハンガー収納や畳み収納、引き出し収納、吊るし収納の例をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

トップスとボトムス、ジャケット類はハンガー収納!

トップスとボトムス、ジャケット類はハンガーに掛けて収納しましょう。
シワも防げるほか、すぐに着られるのもメリットです。ハンガーの種類を統一するとより管理しやすくなります。

ラックや収納スペースが限られる場合は、スリムハンガーや2段ハンガーを使うのがおすすめです。
特殊ハンガーを活用して、衣類が滑り落ちたりシワになったりするのを防ぐと結果的に手間が省けます。

シャツ、ジャケット、パンツ、ワンピースなど用途や種類ごとにまとめて掛ければ出しやすさも◎
ズボラさんは、シャツやワンピース、パンツと混在させたり夏物・冬物も混在させたりしがちなので、用途別や種類別に場所分けしましょう。

また、色を似た色味でまとめると探しやすくなり、見た目にもきれいになります。よく使うものは手前側や真ん中など、取り出しやすい場所に掛けましょう。

ニット・セーター・Tシャツ・デニム・パジャマは畳み収納

ニット・セーター・Tシャツ・デニム・パジャマは、畳み収納がおすすめです。

ニットやセーターは、ハンガーに掛けると伸びて型崩れがしやすいため、やわらかいものは畳んで収納しましょう。
Tシャツはシワになりにくいため、軽く畳んでボックスに立てて収納すると取り出しやすく、収納スペースの削減につながります。
デニムはしっかりとした素材でシワになりにくいので、畳んで引き出しに保管しましょう。

パジャマはやわらかい素材が多く、折りジワなどがわかりにくいアイテムです。
就寝中など室内で着るものなので、基本的には簡単に畳んでボックスやカゴに保管してもかまいません。

下着・靴下は仕切りを使った引き出し収納

下着・靴下は、仕切りを使った引き出し収納がおすすめです。

小さなアイテムなので畳んで収納するほうが整理しやすく、収納スペースも削減できます。
仕切り付きのアイテムやボックス、カゴで種類ごとに分けて収納しましょう。放り込み収納のできるランジェリーボックスなどもおすすめです。

アクセサリー・小物は吊るし収納

アクセサリー・小物は吊るし収納で、飾る収納、見せる収納にすると、ちょっとしたインテリアにもなるうえ、使いやすくなります。
スカーフやベルト、バッグなどはフックに掛けて収納しましょう。

壁面への設置のほか、ホコリを防ぎたい場合や頻繁に使わないものは、クローゼット内に吊るして収納できるラックなどを設置して収納しましょう。

導線の工夫も効果的

ズボラ収納のコツとして、導線の工夫も効果的です。
そのポイントをご紹介します。

使う場所に収納するのがズボラ収納の究極!

ズボラさんは、手が届く場所に使いたいものがあるのがベストです。
たとえば、以下のような方法が考えられます。

①下着やパジャマは脱衣所に収納してしまう
②よく使う帽子は玄関のフックに掛ける
③靴下は玄関近くの仕切り収納に入れる

ファミリークローゼットを活用!

家族分のクローゼットをひとまとめにできれば、片付ける手間が省けます。

自分の部屋のクローゼットを使ったり、収納棚を置いて家族それぞれが管理できたりすればよいですが、頻繁に使うアイテムや洗濯したアイテムを片付けるには、ひとまとめにしておいたほうが便利です。

特に一人ですべて片付けをおこなっているような場合には、ファミリークローゼットを検討しましょう。

ランドリールームを設ければ、移動の手間が省ける

お住まいの構造などにもよりますが、ランドリールームがあると移動の手間が省けます。
もし、これからマイホームを新築する場合や、現在のお住まいで導線の工夫ができそうなら、洗濯・干す・取り込む・畳むまで移動なしでできるランドリールームを設けましょう

収納に便利なアイテム

ここからはズボラ収納に便利なアイテムをご紹介します。
それぞれのご家庭や家族の人数、衣類の種類や量に合わせたものを選びましょう。

①高コスパのオープン衣類収納!使いやすくカスタマイズも◎

[25mm] 幅90 3段 (幅91.5×奥行46×高さ178.5cm) メタルルミナスラック ハンガーラック ワードローブ EL25-90183

ハンガーを使った掛ける収納から畳む収納まで、さまざまな収納バリエーションに応えてくれる便利なハンガーラックです。パーツを追加すれば、より便利に活用できます。

②見える収納もおしゃれにスタイリッシュに

ルミナス ノワール ワードローブラック 幅100cm NO1018-WR

王道の銀色スチールではなく、ブラックに塗装されているので、インテリアとしてもおしゃれ。男性のお部屋をはじめ、モノトーンのインテリアをお好みのご家庭におすすめです。

③金属感を出したくない!ナチュラルインテリアにぴったりのアイテム

[25mm] エリソン ワードローブ 3段 幅80 奥行40 高さ175 (幅81×奥行41×高さ174cm) ベージュ/ブルーグレー/ホワイト EHE80183

エリソンシリーズはホワイト、ベージュのトレンド感のあるくすみカラーから選べます。
女性のお部屋や、ナチュラルインテリアがお好みのご家庭におすすめです。
そのほかの衣類収納ラックは、こちらからご覧いただけます!

衣類収納一覧を見る

④高さを利用しながら畳み収納や放り込み収納に!吊り下げボックス

吊り下げボックスはスチールラックに吊り下げて使えます。
クローゼットの隙間に吊るすこともできるので、既存のクローゼットを有効活用したい方にもおすすめです。
吊り下げられないセーター・ニットや帽子、小物もハンガー収納でひとまとめにできます。

⑤ナチュラルな雰囲気を演出しながら、放り込み収納や畳収納ができるバスケット

畳み収納をする際に役立つ、おしゃれなアイテムです。
見た目にもおしゃれなバスケットに、畳んだTシャツを立てて収納したり、パジャマや丸めた靴下のセットなどポイポイ収納できたりします。

まとめ

ズボラ収納のポイントは、

・簡単で「きれいに見える」ようにする
・簡単で「使いやすい」ようにする
・簡単で「続けられる、維持できる」ようにする
・簡単で「服が傷まない」ようにする

ことです。

アイテムごとにハンガー収納や畳み収納、引き出し収納、吊るし収納を活用しましょう。今回ご紹介したアイテムの活用もぜひ検討してみてください。

  「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」 「迷ってアイテムを選べない」 などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター。ヘルスケア・ワークライフの分野で、およそ10年執筆。 不安を「楽」「楽しい」に変えて暮らしを明るく…がライターとしてのモットーです!インテリアを通して心とカラダを元気にすべく、情報をおとどけします♪