書斎は読書をしたり、ネットサーフィンを楽しんだりするほか、テレワークの場所として使うようになった方も多いのではないでしょうか。
しかし中には、
「大量の本や資料などがあふれている」
「書斎が散らかっていてオンラインミーティングの際に画面に映ってしまうのが困る」
など、お悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、書斎はあるポイントを押さえれば、簡単におしゃれ&すっきりを実現できます!
今回は、整理収納アドバイザーの資格を持つ収納のプロが、書斎の収納アイデア7選をご紹介します。
このアイデアを知れば、収納やレイアウトが苦手な方でも、とっておきの書斎空間出来ます。
最後までお読みくださいね。
目次
高さを利用した収納で天井の空間を有効利用
書斎はリビングや寝室に比べると省スペースのことも多く、かつ、大量の本を置きがちです。
そのため、最初のアイデアとして高さを利用した収納をするのがコツです。
突っ張りシェルフのような高さのある収納を用い、天井近くまで収納できるようにしましょう。
突っ張りシェルフは天井を支えにするため、耐震性にも優れています。
「たくさんの本が入っている棚が倒れたらどうしよう…」と近年多発する地震に不安を抱える方にも、安心できる収納アイテムです。
突っ張ることでシェルフそのものは倒れにくくなりますので、後は本の落下を防ぐ処置を施したり、軽めの本を上に、重い本を下にするなど工夫したりしましょう。
おすすめの高さのある収納シェルフ
おすすめの高さのある収納シェルフは、ルミナス 突っ張り7段ラックです。
外形寸法は幅78cm×奥行34cm、高さは天井の高さに応じて220cm~最大280cmまで調整できます。
7段もあるので、本はもちろん、小物を置いたりインテリアを飾ったりとおしゃれな収納ができます。
段数が足りない場合は、追加パーツも用意しております。
また銀色のラックだと書斎の落ち着いた雰囲気に合わない…というのであれば、黒いラックもご用意しております。
特殊な塗装で表面がテカテカせず、上品な雰囲気作りに貢献してくれます。
書斎にはぴったりのラックです。
散らかりやすいものには収納箱を用いる
ラックなどの上に収納箱を置くことでより多くの物を収納でき、バラバラに散らばるのを防げます。
・漫画や本などの大量の本
・仕事などに使う大量の書類
・書斎で音楽を楽しむためのレコードやCD・DVD
・ゲームソフトなどが大量にある
見た目にもおしゃれで、すっきりできるのも魅力です。
おすすめの収納箱
おすすめの収納箱として、2つの収納箱をご紹介します。
書斎の雰囲気や収納したいものに合わせて活用してみてください。
ダルトン ウッドボックスM
木材でできており、丈夫かつ通気性や調湿性にも優れています。
本や書類、ゲームソフトなど、大量に収納すると重くなるものも安心して入れられます。
ダンボール箱や布製のケースのように、重すぎて破けたり持ち上げにくくなったりする心配もありません。
ナチュラルなテイストなので、見た目にもおしゃれで書斎のインテリアとしても映えます。
クラフトボックス
低コストで収納力を向上させたい方や整理整頓をしたい方におすすめです。
クラフト製なので求めやすい価格になっており、気軽にいくつも買いそろえられます。
書類を入れたり、趣味の品などを入れたりするにも最適です。
クラフト製でありながら、1ボックスあたりの耐荷重は約5kgあります。
また、最大5個まで積み重ねて使えるので、ラックの棚に載せる使い方のほか、直置きで使うこともできます。
特別な収納がないけれど、家具を置くのは面倒な方や、狭い書斎に家具を置いて圧迫感が出るのを避けたい方にもおすすめです。
収納箱は同じものを使う方が空間を有効利用できる
収納箱はさまざまな素材やサイズ、カラーやデザインのものが売られているため、ついいろいろな収納箱を集めてしまう方も少なくありません。
用途別にサイズや容量の違う収納箱を使うほうが便利に思えることもありますが、出来るだけ収納箱は統一したほうが最善です。
理由は、
・サイズや素材が統一された同じ収納箱なら、積み重ねて使うことが可能
・積み重ねられれば、より省スペースで大量の収納が可能。
なためです
最初から同じ収納箱を大量に買う必要はありません。
まずは1つ・2つ買ってみて収納をし、便利に思えたら同じ収納箱を買い足すようにしましょう。
横に並べて使ったり、縦に重ねたりして使うこともでき、狭い書斎のスペースを有効活用できます。
おしゃれな物は出しておくことで映える空間に
書斎に趣味の品やコレクション品などを置いている方も多いのではないでしょうか。
楽器を押し入れなどに無理に押し込んでいる方や、コレクションしたフィギュアを収納箱の中に押し込んでいる方もいるかもしれません。
おしゃれなものや見て楽しめるものは収納しないのがポイントです。
逆に言えば、見せる収納をしたほうがよいといえます。
特に表紙がおしゃれな本や雑誌などは収納するのではなく、表紙が見えるように置き、インテリアとしても楽しむのがおすすめです。
CDやレコードなども、ジャケットがおしゃれなものは見せる収納をしてみましょう。
本は寝かせると散乱するので必ず立てて収納
書斎にある大量の本はどのように収納していますか。
調べものなどをしていると、机の上などに積み重ねていく方も少なくありません。
本棚の中も縦置きや横置き、冊数が少なく倒れているものなどバラバラなケースも見られます。
また、ブックエンドがないと支えられず、本が倒れてしまい、立てておいたつもりが寝てしまうケースも多いものです。
寝かせると散らかりやすいので、本は必ず立てて収納するのがベストです。
立てることで背表紙が見えるので、どの本がどこにあるかすぐにわかります。
基本的にはジャンルごとに分けたり、高さで分けたりして配列するのが理想です。
本を立てるのにおすすめのブックエンド
ブックエンドはタイプによって、本棚の中で使うだけでなく、デスクの上や空いているスペースなどでも本を綺麗に立てて並べるのに役立ちます。
本を立てるのにおすすめのブックエンドもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
A4ファイルボックス・スリム
ファイルボックスタイプになっており、本のほか書類の収納にも便利です。
LPレコードなども入るので、往年のコレクション品を収納するにも役立ちます。
A4ファイルが入るサイズなので、定期購読している雑誌などを収納するにもおすすめです。
1ボックスあたりの耐荷重は約5kgと、それなりの重さに耐えられます。
A4ファイルケース・スリム
ボックスタイプと異なり、収納するアイテムが見えやすいタイプです。
背表紙を見せて並べたいケースや、すぐに取り出して閲覧でき、使い終わったら収納するといった使い方をしたいときにもおすすめです。
本棚に置くほか、デスクに並べて資料整理やすぐに使う本の整理にも役立ちます。
デスク天板に出来るだけ物を置かないことで散乱防止
書斎を落ち着いた空間にするためには、デスクの天板に出来るだけモノを置かないことがポイントです。
デスクは、書斎の中でもっとも活用されるスペースなので、その上がゴチャゴチャしていると落ち着いて過ごせません。
仕事をしたり調べものをしたりするなど、デスクはワーキングスペースとなるため、ついついすぐに使いたい文房具や資料、本などを並べがちです。
最初は必要最小限のモノを置いていたはずが、使っていくうちにどんどんアイテムが増えてしまうことがほとんどです。
積み重ねていくうちに、もう使わないモノ、使っていないモノまでデスクの上に残されることになります。
デスクの上にモノが増えると、ワーキングスペースも狭くなってしまい、仕事や作業の効率も落ちるので注意が必要です。
くわえて、積み重ねたモノの上にホコリが積もり、衛生環境も悪くなります。
デスクで作業をしていて、くしゃみが出たり、咳込んだりしたら、実はデスクに置いたモノに積もったハウスダストが原因かもしれません。
デスク上にあるモノのホコリをこまめに取るのが理想ですが、つい面倒になって放置してしまう方も多いものです。
清潔な環境を保つためには、そもそもモノを置かないようにするのが最善です。
頻繁に手に取る物をデスクの引き出しにしまえば散乱防止に
文房具やノート、資料など頻繁に手に取るものをデスクの上に広げがちです。
最初は使い勝手がよく感じるかもしれませんが、次第にワーキングスペースが狭くなったり、衛生状態も悪くなったりします。
また、精神的にも落ち着けず、集中できなくなったり、作業効率が落ちたりするおそれもあります。
とはいえ、すぐに使うもの、頻繁に使うものが遠くの棚や収納箱の中にあると不便です。
そのため、頻繁に手に取るものはデスクの引き出しに入れるようにするのが最善です。
どんなアイテムを引き出しに入れるのか、一度整理してみましょう。
引き出しの中に何でも突っ込んでしまうと、今度は引き出しの中の収拾がつかなくなります。
必要最小限のアイテムを入れるか、引き出しの中にもトレーなど仕分け皿を入れて、カテゴリごとに分類するとよいです。
もっとも頻繁に使うものは手前、たまに使うものは奥に入れるなど工夫するのもおすすめです。
書斎の収納まとめ
収納のプロが解説する書斎の収納アイデア7選で、落ち着ける空間が実現します。
書斎の収納のポイントは、高さを利用した収納をすること、収納箱を用いること、収納箱は出来るだけ統一することです。
一方、おしゃれなものは収納せず、見せる収納にするのがおすすめです。
本は寝かせると散らかりやすいので、必ず立てて収納しましょう。
本記事でご紹介した「本を立てるのにおすすめのブックエンド」もぜひ活用してみてください。
また、デスクの天板には出来るだけモノを置かないこと、頻繁に手に取るものはデスクの引き出しに入れることもポイントです。
簡単なことではありますが、実践することでぐっと書斎が素敵な空間に変身することでしょう。
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