
「本棚の高さって、どのくらいがちょうどいいんだろう?」
みなさんはそんな風に感じたことはありませんか?
せっかく「ちょっと本でも読もうかな」と気分が向いたのに、読みたい本が手に取りやすい高さにない――。
あるいは、お部屋の片隅に積まれた本を見ては、「きちんと片付けたい」「もっと読書の時間を作りたい」と感じつつ、なかなか実現できないと諦める、なんて経験に覚えがあるかもしれません。
そこで、本記事ではあなたの読書スタイルに合わせた「目線に合った高さ」の配置をご案内するとともに、スチールラックの持つ本棚としての利便性を解説します。
さて、いまや文庫本よりも身近な存在となったスマホ画面を「ふと気が付くと、いつも眺めている」方もいるでしょう。そんな時間をもう一度読書に向けたいと願う方には、ぜひ本記事を読んでいただきたいです。
今回も、スチールラック専門店ならではの視点から、「欲しい時にすぐ手に取れる」快適な読書空間を実現し、本と向き合う時間をより身近にするお手伝いをしたいと思います。
目次
「ちょうどいい高さの本棚」とは?
ここからは、目的別に本棚の高さガイドを綴っていきます。
本棚を選ぶ際、デザインや収納力はもちろん大切ですが、実は「高さ」があなたの読書習慣や空間の快適さに大きく影響することをご存知でしょうか?
一言で「ちょうどいい」といっても、正解が一つとは限りません。一人ひとりの暮らし方や本の読み方には違いがありますよね。
このガイドでは、そんなあなたにぴったりの一台を見つけられるよう、「高さ」別におすすめのスチールラックをピックアップしてご紹介していきます。
本記事を読み進めることで、きっと理想の本棚との出会いがあるはずです!
【デスク横・リビング向け】
サッと手に取る「書籍コーナー」を作りたい場合
「デスクの近くやリビングに、サッと手に取れるビジネス書や趣味関連の本を置きたい」
そんなニーズにぴったりの本棚は、あなたの生活習慣やライフスタイルに合わせた「ちょうどいい高さ」がポイントです。
いつでも手の届く場所に読みたい本がある快適さを手に入れましょう。
ソファ横、ベッドサイド、リビングのちょっとしたスペースなど、想定シーンに合わせて最適な高さをご提案します。
床座・ローソファ目線に最適:〜70cm未満

読み進めている途中の本は平置きしてサッと手に取りやすいことも大事。隙間時間で読もうと思っている実用書や、リラックスしたい時用にお気に入りの画集なども置いています。
座布団や座椅子、フロアクッションで床に直接座ったり、低めのソファでくつろいだりするライフスタイルの方に最適なのが、高さ70cm未満のロータイプ本棚です。
この高さの最大の魅力は、くつろいでいる時の低い目線でも本が無理なく目に留まりやすい点にあります。「ちょっと読もうかな」という読書のタイミングを逃しません。
【この高さの利点】
- 何気なく視線を落とした時に、読みたい本が自然と目に入る
- サイドテーブルとしても活用でき、飲み物やスマホを置くのに便利
- 視界を遮らず空間に圧迫感を与えないため、部屋を広く見せる効果がある
■ 高さ〜70cm未満のおすすめ本棚
天板の上も使える2〜3段のローボードタイプ。
ソファ・椅子に腰掛けての目線に最適:75〜110cm

専門書やツールの手引書などジャンル別に見つけやすくしておきます。収納ボックスの併用や小回りのきくキャスター付きもおすすめ。
ソファにゆったり腰掛けたり、リビングやダイニングのチェアでリラックスしながら読書を楽しんだりする方には、高さ75cmから110cmの中間タイプの本棚がおすすめです。
自然に手を伸ばそうと思える距離への本棚設置で、読みたい本を快適に選ぶことができます。
読書時間をより豊かに、そして空間に彩りや個性を加えたい方に最適です。
【この高さの利点】
- 読書したい位置から2〜3歩の範囲に本棚があり、無理なく本を手に取れる
- 座ったまま本のタイトルやジャンルを把握でき、選びやすい
- 本以外のアイテムをディスプレイする飾り棚としても活用できる
■ 高さ75〜110cmのおすすめ本棚
2〜4段のフリーラック、デザインラック(小)
■ PCまわりの収納ヒントをお探しの方はこちらの記事もおすすめ
【書斎、収納スペース向け】
まとまった冊数の本をスッキリまとめたい場合
「増え続けるコミックスを一か所にまとめたい」「専門書やシリーズものなど、ある程度の冊数の本をすっきりと整理したい」
そんなお悩みには、バランスの取れた高さで空間を有効活用できる本棚が最適です。
本棚としての存在感がありつつも圧迫感が少なく、本をジャンル別に分類しながら上手に収めるためのポイントをお伝えします。
あなたの大切な本を、見つけやすく快適に収納できる方法を見つけていきましょう。
デスクワーク・立ち読み目線に最適:120〜155cm
オフィスチェアに座って机に向かうことが多い方や、本棚の前でサッと本を開きたい方には、高さ120cmから155cmの本棚がおすすめです。
この高さは、デスクの延長として非常に使いやすく、視線が自然と本棚に向かうため、作業中に必要な資料や参考書にもスムースにアクセスできます。
本棚としての存在感を持ちながらも、遊び心と効率を両立し、整理整頓を可能にする最適なバランスと言えるでしょう。
【この高さの利点】
- デスク作業との連動性を保てるため、集中力を損なうことなく必要な本を読み始められる
- 立ち読みする際にも無理のない体勢で本を手に取ることができる
- 部屋に圧迫感を与えすぎず、まとまった冊数を効率よく収納できる
■ 高さ120〜155cm以下のおすすめ本棚
3〜5段のフリーラック、本棚仕様のラック(中)
本棚として必要なパーツがあらかじめ付属しているラックセットは特におすすめです。
■分類のポイント
本のジャンルを「段/仕切り」などの単位で分けると良いでしょう。
また、奥行きのあるラックでは「そのジャンルで一番開く機会の多い1冊」の表紙を正面に向けて飾ると、日常の風景として本が記憶に残りやすくなります。
書斎・壁面全体を活かす圧倒的収納力:160cm以上〜突っ張りラック
書斎やクローゼット、部屋の壁面全体を最大限に活用したい方には、高さ160cm以上の本棚がおすすめです。
この高さは、散らばりがちなコミックスを一か所にまとめたい方や、大量の専門書、シリーズものなどをまとめて収納したい場合に圧倒的な収納力を発揮します。
天井近くまで届く高さの本棚は、床面積を変えずに収納量を大幅にアップさせ、部屋全体をすっきりと見せる効果もあります。
【この高さの利点】
- 床面積を変えずに収納量を大幅にアップできる
- 大量のコミックスや専門書を効率よく整理・分類できる
- 壁面全体を使った統一感のある収納で、部屋がすっきり見える
■ 高さ160cm以上〜突っ張りラックのおすすめ本棚
5段以上のフリーラック、本棚仕様のラック(大)
天井突っ張りタイプの本棚も、地震対策と収納力確保に有効です。
■分類のポイント
冊数が多いコミックスなどの場合、本自身の背表紙がインデックスの役割を果たします。
一方シリーズものではない、かつジャンルもバラバラな場合は「ブックカバーの色」で分類する方法もあります。意外性のあるように思えますが、スマホアプリのアイコンを色別に整理するのと同じように、案外と探しやすい分類法です。
番外編:ディスプレイも楽しめる薄型突っ張りラック
自室やリビングのちょっとしたスペースにお気に入りの雑誌やアートブックなどを飾りたい。
そんな「見せる収納」を重視する方には、薄型で圧迫感の少ない突っ張りラックがぴったりです。
収納冊数こそ多くはありませんが、省スペース設計なので場所を取らず、壁面にアートのように本を飾ることができます。
お気に入りの表紙が自然と目に留まり、空間に彩りを加えながら、いつでも気軽に手に取れる、そんな理想の読書環境を叶えます。
【このサイズの利点】
-
- 省スペースで場所を取らず設置できる
- 圧迫感が少なく、部屋を広く見せる効果がある
- お気に入りの雑誌や本をディスプレイして「見せる収納」を楽しめる
- 壁面に安定して設置でき、地震対策にも有効
■ 壁面収納におすすめ本棚
高さ調整可能な薄型突っ張りラック
まとめ:あなたの読書ライフを豊かにする「最適な高さ」の本棚たち
最適な高さのスチールラックを見つけることで、読書はもっと身近で楽しいものに変わります。
日々の生活の中で「ふと本が読みたくなる」瞬間が増え、それが自然と習慣になる。そんな理想の読書空間を、あなたも実現してみませんか?
数ある収納家具の中でもスチールラックを強くお勧めできる理由は、その圧倒的な「高さ調節の柔軟性」にあります。
ポールに約2.5cm単位で溝が刻まれているタイプなら、棚板の位置を細かく設定でき、収納したい本のサイズに合わせて無駄なくフィットします。
また、別売りのポールを継ぎ足したり交換したりすることで、全体の高さを後から自由に変更できるのも大きな強みです。
まさにオーダーメイド家具のような使い心地が、スチールラックなら手軽に手に入りますよ。
ぜひ本記事を参考に、あなたにぴったりの一台を見つけてみてくださいね。
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渋谷のwebデザイナー。
UX/UIを学びつつ、小さな驚きと美味しいものとの出会いを楽しみに日々素朴な生活を送っています。