近年のキャンプブームがきっかけで、すっかりベテランキャンパーになった方も多いと思います。
しかしキャンプにハマるほど、ついお気に入りのギアが増えてしまい、家の中がキャンプ道具でいっぱいに…なんて経験はありませんか?
テントやタープ、アウトドアチェアなど大きなスペースを必要とするアイテムから、シェラカップやカトラリー、調味料などの細々としたものまで、キャンプギアは種類も多く、上手に収納しないとスペースがどんどん足りなくなってしまいますよね。
実は“アウトドア”と“収納”は、切り離せない関係。
キャンプ道具が増えれば増えるほど、効率的な収納方法が求められます。
その中でも「スチールラック」を使った収納は、限られたスペースを有効に使いながら、道具を整理整頓できるため、オススメな収納アイテムなんです。
本記事では、毎月キャンプに出かけているリアルキャンパーのスタッフが、キャンプ道具の保管に役立つラックの種類や使い方、活用アイデアについて詳しく解説します。
スチールラックがキャンプ道具の収納にピッタリな、3つの理由
キャンプ道具の収納にはさまざまなラックがありますが、中でもスチールラックが特におすすめです。
他の素材と比べて、なぜスチールラックが優れているのか、3つのポイントを紹介しながらその理由を探ってみましょう。
ワイヤー棚で通気性が良く、テントがカビにくい
まず、スチールラックの大きな利点は、カビ対策ができることです。
キャンパーにとって、テントやタープがカビてしまうのは避けたいところ。
私自身、購入して数回しか使っていないテントがカビてしまったという苦い経験があります。
スチールラックは通気性の高いワイヤータイプの棚板が使われており、湿気がこもりにくい設計となっています。
そのため、テントを収納しても乾燥状態を保ちやすく、カビの発生を防ぐ効果が期待できます。
耐荷重が高く、重いキャンプギアも安心
キャンプ道具の中には、ツールームテントやダッチオーブン、薪ストーブなど、重量があるものもたくさんあります。
木製や樹脂製のラックは軽くて扱いやすいものの、耐荷重に限界があることが多いです。
一方、スチールラックは1段あたり80kgから100kg以上の耐荷重があるものが多く、重たいギアでも安心して収納できます。
これにより、頑丈でより安定した収納が可能になります。
棚板の高さ調整で、無駄なくスペースを活用
キャンプ用品はサイズが様々で、収納スペースに無駄が生じやすいものです。
しかし、スチールラックは棚板の高さを自由に調整できるため、スペースを効率的に使うことができます。
固定式のラックと比べて、必要な道具に合わせた収納ができるのも、スチールラックの魅力です。
自分のスタイルに合わせよう!目的別スチールラック4選!
キャンプギアにこだわりがあるなら、収納するラックにもこだわりたいですよね。
ベランダに収納したい方もいれば、デザイン性を重視したい方もいるでしょう。
ここでは、目的や優先順位に合わせたスチールラックを5つ紹介します!
コスパ優先の方に「メタルウッドラック」
導入費用をできるだけ抑えたい方には、「メタルウッドラック」シリーズがぴったりです。
このシリーズはスチールラックの中でもローコストなモデルながら、1枚あたりの棚板は50kgまで耐えられます。
最低限のスペックをしっかり備えつつ、リーズナブルに揃えたい方にオススメな必要十分モデルです。
デザイン重視なら「メタルシステム」
キャンプギアにもインテリアにもこだわりたい方には、イタリア製の「メタルシステム」がおすすめです。
このスタイリッシュなスチールラックは、人気のアウトドア雑誌やセレクトショップでも人気急上昇中。
キャンプ道具をこのラックに並べるだけで、まるでおしゃれなアウトドアショップのような空間に。
インテリアとしても魅力的な収納方法を取り入れたい方に最適です。
ベランダ収納で活躍「エレクター ヴィンテージエディション」
マンションや賃貸で室内に収納スペースが足りない方には、ベランダ収納が一つの選択肢です。
しかし、普通のスチールラックでは屋外の雨風に耐えられず、すぐに錆びてしまうことも。
このエレクターベーシックシリーズの「ヴィンテージエディション」は表面に特殊なエイジング塗装が施されており、ベランダでの使用にも安心です。
ただし、ラックが錆びなくてもギア自体が濡れないように、専用の収納ボックスで保護するなどの対策は必要です。
ブラックで統一したい方には「ルミナスノワール」
黒で統一されたキャンプギアを好む方には、「ルミナスノワール」シリーズがぴったりです。
黒いギアでスタイリッシュに揃える”オールブラック”スタイルを自宅でも実現できます。
マットなブラックの質感が高級感を演出し、専用パーツで天板やパンチングボードを追加してカスタマイズも可能。
見せる収納を楽しみたい方におすすめのシリーズです。
持ち運びをスムーズに!キャンプ道具の収納テクニック
ここからは、ごちゃごちゃしがちなキャンプ道具を自宅でスッキリ収納する方法をご紹介。
以下のポイントを抑えて収納すれば、道具の管理や積み込みもスムーズに行えるでしょう。
重いもの、大きいものはラックの下段に置く
これは、キャンプ道具に限らずラックの収納において鉄則とも言えます。
出し入れがしやすいように、大きいものや重量の重いものは下段に収納しましょう。
重いものを下段に置くことで、スチールラック自体もぐらつきにくく安定します。
同じ用途のキャンプ道具は一か所にまとめる
これもキャンパーあるあるかと思いますが、ランタンやバーナーなど同じ使用用途のギアでもついついブランド違いで集めたくなってしまいます。
そういう場合は、同じ用途のアイテムごとに一か所にまとめておくようにしましょう。
「今回はこれを持っていこう」と準備をする際、管理がしやすく、時短にも繋がるのでおすすめです。
すぐに使う道具と、後から使う道具を分けておく
まず、キャンプ場に着いたらすぐに使う道具と、後から使う道具を分けて収納することが大切です。
テントやタープなど設営に必要なものは、最後に車へ積み込こむ=ラックには奥の方に保管しておくと、キャンプ場に到着後すぐに取り出せます。
反対に、調理器具や寝具などは後で使うのでその逆となります。
こうすることでラックから車への積載、キャンプ場での荷下ろしが格段にスムーズになるので、上記を意識した収納を心がけましょう。
収納ボックス、コンテナを活用する
キャンプをする時に悩むのが、小さいギアの収納問題。
種類もサイズも様々な細かいキャンプ道具は、きれいに収納するのが難しいですよね。
特に小物類はキャンプへ通っているうちに、どこかへ迷子になってしまうことも。
そういったときは、収納ボックスをつかうことで、細かい道具も散らばらずに済みます。
忘れ物の防止にもなるので、収納ボックスを上手に使いこなしましょう。
さいごに
今回は、キャンプ用品の収納でおすすめなスチールラックの紹介と収納方法をご紹介しました。
スチールラックといっても、様々な機能や特性を持った製品が存在します。
自分に合った収納ラックを使えば、これまで以上に準備も楽しくなるはずです!
他にもここでは紹介しきれなかった商品もたくさんあるので、キャンプ用品の収納でお悩みのキャンパーさんがいらしたら、是非お問い合わせを頂けると嬉しいです。お客様のキャンプスタイルをお伺いしながら、最適なラック選びのサポートをいたします。
「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」「迷ってアイテムを選べない」などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。
収納整理アドバイザー1級の有資格者や、お客様対応5,000件の実績をもつスタッフが在籍。
スチールラックの取り扱いや収納術を、商品購入をお手伝いします!
多趣味です。コレクター癖アリ。近年スチールラックの便利さを知りました。
ルームスタイリスト、カラーコーディネーターの資格を取得してから、見せる収納が捗りすぎて日々物欲と戦っています。スチールラックの効率の良さ、素晴らしさをコンテンツを通じて発信していきます!