
和室に棚やラックを置いて収納を増やしたいものの、畳にへこみや傷がつくのは避けたいと感じている方も多いのではないでしょうか。また、銀色のスチールラックは見た目の面でも畳と合わず、設置を迷ってしまうこともありますよね。
そこで本記事では、スチールラック専門店のスタッフが、畳のへこみを防ぎながら和室に棚・ラックを置くためのコツをご紹介します。畳と調和させる工夫もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。和室の趣を保ちつつ、すっきりとした収納空間を一緒に目指しましょう。
目次
1和室に棚・ラックを置く前に知っておきたい注意点
ここからは、和室に棚・ラックを上手に取り入れるために、畳や湿気など和室特有のポイントを踏まえた工夫を、下記4つの項目ごとに詳しく紹介していきます。
・畳の凹みや傷防止の基本対策
・安定性を確保するためのコツ
・湿気による劣化防止策
・和室の雰囲気を損なわない工夫
1-1. 畳のへこみ・傷を防ぐための基本対策
畳の上にスチールラックを直接置くのは避け、畳用の保護マットや板を敷くようにしましょう。下に敷くことで重量が一点に集中せず、畳のへこみや傷を防ぐことができます。
また、設置するスチールラックはできるだけ軽量なタイプを選ぶのも有効です。収納する物にも注意し、重い荷物は下段に配置する、必要以上に載せすぎないなどの工夫をすることで、畳への負担をさらに軽減できます。
1-2. 安定性を確保するためのコツ
スチールラックの足元の安定性を高めるためには、アジャスターを取り付けて床との接地面を拡張するのがおすすめです。畳の沈み込みや床のわずかな傾きに対応でき、ぐらつきを抑える効果があります。
さらに、安全性を高めたい場合は、壁に固定できる金具や耐震ストラップを活用するのも有効です。スチールラックが揺れにくくなることで、地震や不意の衝撃による転倒リスクを減らし、安心して収納スペースとして使えるようになります。
1-3. 湿気による劣化の防止策
和室でスチールラックを使用する際は、防錆性能に優れたタイプを選ぶことで、湿気による錆びの発生を大幅に防ぐことができます。また、錆びが他の物に移らないよう、収納ボックスやケースは金属製を避け、プラスチック製や布製のものを使うと安心です。
さらに、除湿剤を併用したり、定期的に窓を開けて換気を行ったりすることで、湿気がこもりにくい環境を保つことができ、スチールラックをより長く快適に使用できます。
1-4. 和室の雰囲気を損なわないための工夫
和室にスチールラックを取り入れる場合は、見た目の工夫によって空間になじませることが大切です。無機質な印象になりやすいシルバー系は避け、ホワイトやブラック、ベージュなど落ち着いた色味を選ぶと和室と調和しやすくなります。
また、布やロールスクリーンを使った目隠しや、布製・木製・天然素材の収納ボックスを組み合わせることで、やわらかい印象を演出できます。さらに、背の低いラックやロータイプを選ぶことで、和室特有の開放感を保ちながら収納力を高めることができます。
2.和室に木製ラック・木製棚を置く場合
和室に取り入れやすい棚・ラックのひとつが、木製ラックです。ここでは、木製ラックがどんな和室に向いているのか、どのような使い方がおすすめか、あわせて注意点と対策を解説します。
2-1. 木製ラックが向いている和室・使い方
木製ラックは、次のような和室に特に向いています。
・リビングとして使っている和室
・来客の目に入りやすい和室
・インテリアの雰囲気を重視したい和室
【おすすめの使い方】
本や小物、かご収納などの比較的軽い物を置く「見せる収納」が向いています。畳や柱などの木部と素材感が近いため、空間になじみやすく、収納を取り入れても和室の統一感を損ないにくいのが特長です。
2-2. 木製ラックの湿気や重さへの対策
木製ラックは和室になじみやすい一方で、湿気や重さには注意が必要です。木材は湿気を吸いやすく、通気性の悪い場所に置くと反りやカビの原因になることがあります。そのため、壁や床に密着させすぎず、風通しを意識した配置が大切です。
また、無垢材や厚みのあるラックは重量があり、畳に負担がかかりやすい点にも気を配りましょう。設置する際は保護マットや敷板を使用し、収納する物も重くなりすぎないよう調整することで、木製ラックを安心して長く使うことができます。
3.和室にスチールラックなど金属製ラックを置く場合
収納力や耐荷重を重視したい場合に選ばれるのが、スチールラックなどの金属製ラックです。ここでは、スチールラックがどんな和室・使い方に向いているのか、畳への負担を抑える設置の工夫や、和室になじませるためのポイントを解説します。
3-1. スチールラックが向いている和室・使い方
スチールラックは、次のような和室に特に向いています。
・収納量が多い和室
・家電や書類など重さのある物を置きたい和室
・見た目よりも実用性を重視したい和室
【おすすめの使い方】
家電、書類、ストック品などの重さがある物や、日常的に出し入れする物をまとめて収納する使い方が向いています。耐荷重に優れているため、収納量が多い場合でも安定して使いやすく、限られた和室スペースを効率よく活用できます。
3-2. スチールラックの畳への負担を抑える対策
和室にスチールラックを置く際は、畳への負担をできるだけ抑える工夫が欠かせません。まず、ラックの脚が直接畳に触れないよう、保護マットや敷板を下に敷いて重量を分散させることが基本です。
さらに、できるだけ軽量なラックを選ぶことで畳への圧力を軽減できます。設置後も定期的に位置を少しずらすことで、同じ場所に負荷がかかり続けるのを防げます。
こうした工夫を取り入れることで、畳を傷めずにスチールラックを安心して活用できます。
3-3. スチールラックの見た目を和室になじませる工夫
和室に置くラックは、木目調など自然素材の風合いを感じられるデザインを選ぶことで、空間全体の和の雰囲気を損なわずに取り入れやすくなります。
色味は明るすぎないものが基本。畳や柱になじむナチュラルカラーを選ぶことで、空間に自然なまとまりが生まれます。表面は艶を抑えたマットな質感を選ぶと、落ち着いた印象に。
直線的でシンプルなデザインを意識すれば、主張しすぎず和室に自然と溶け込みます。装飾を抑え、素材感を活かしたラック選びが、心地よい和の空間づくりのポイントです。
◆◆【具体例】木製天板を組み合わせたスチールラック
スチールラックでも、木製天板と組み合わせたタイプを選べば、和室に馴染む収納にできます。
たとえばメタルウッドラックは、棚板に明るい木目や濃い木目を選べるモデルがあり、金属フレームの強度と天然木の温かみを両立。畳や和室の家具と色調を合わせやすく、生活感を抑えつつ機能性も確保できます。
また、ルミナスノワールのようなマットブラック仕様のスチールラックは、重厚感のある落ち着いた見た目で和の空間にも馴染みやすい選択肢です。木製天板やカラーを活かしたコーディネートで、和室でもおしゃれで実用的な収納が実現します。
①メタルウッドラック
メタルウッドラックは、白と黒から選べるフレームと木目調棚板を組み合わせた、和室にも取り入れやすいラックです。
無機質になりがちなラックに少しデザインを加えたおしゃれなラックです。ラックを分解できるので、高さを出した使い方とロータイプな使い方の両方が楽しめます。
②ルミナスノワール
ルミナスノワールは、マットブラックのフレームと艶を抑えた質感が特徴のスチールラックです。光の反射を控えた落ち着いた見た目で、重厚感のある和室やシックな空間によくなじみます。無骨さの中にも上質さがあり、収納力とデザイン性を両立したい方に適しています。
木目調の天板とシンプルな単色天板を選べるのも嬉しいポイントです。※一部商品のみ対象
4.和室に置く棚・ラック選びで迷ったときの判断ポイント
迷ったときは、次のポイントをチェックしてみてください。
| 判断軸 | 木製ラック | スチールラック |
|---|---|---|
| 畳への負担 | 重さに注意/敷板必須 | 保護マット・軽量タイプで対策 |
| 湿気への強さ | 湿気対策が必須 | 防錆仕様なら安心 |
| 見た目 | 和室になじみやすい | 枠色・天板・収納アイテムで見た目を調整できる |
まとめ
和室に棚やラックを取り入れる際は、畳への負担・湿気対策・空間との調和を意識することが大切です。この3点を押さえることで、和室の雰囲気を損なわず、快適で使いやすい収納が実現できます。
木製ラックや木製天板付きスチールラックなど、和室になじみやすい選択肢も増えており、工夫次第で見た目と機能性の両立も可能です。設置方法や素材選びを少し意識するだけで、収納力を高めながら和室の魅力を活かすことができます。
ご自宅の和室の使い方や収納量に合わせて、無理のない棚・ラック選びを進めてみてください。
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約3年近く、収納の業界に携わっています。
プライベートの時間を大切に、リラックスできるアイテムの収集が趣味です。
かわいいうさぎと毎日楽しく暮らしています。






